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Acroá【acs】 * 00 Jean 01 Central (Jean) 《絶》extinct language ブラジル【BR】 言語名別称 alternate names Acroamirim Acroa Akroá Coroá Koroá 方言名 dialect names 参考文献 references WEB ISO 639-3 MultiTree Glottolog Ethnologue Wikipedia
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テイルズ オブ デスティニー 蒼黒の想い(上・下巻) +目次 概要 コメント 関連リンク関連項目 被リンクページ 概要 商品名 テイルズ オブ デスティニー 蒼黒の想い(上・下巻) 分類 小説 発売日 2007年3月30日(上巻)2007年5月30日(下巻) 販売/出版 エンターブレイン 著者 矢島さら イラスト いのまたむつみ 価格 672円(税込) 商品画像 意志を持つ剣「ソーディアン」のマスターであるリオン・マグナス。 ある日、彼は同じくソーディアンを持つふたりの人物に出会う。ひとりは剣士志望のスタン・エルロン。そしてもうひとりはレンズハンターのルーティ・カトレット。 ルーティはリオンの実の姉だったのだが・・・ コメント 関連リンク 関連項目 被リンクページ 関連商品:デスティニー ▲
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テイルズ オブ ファンタジア はるかなる時空(上・下巻) + 目次 概要 コメント 関連リンク関連項目 被リンクページ 概要 商品名 テイルズ オブ ファンタジア はるかなる時空(上・下巻) 分類 小説 発売日 1998年1月 販売/出版 株式会社エンターブレイン 著者 矢島さら 価格 672円(税込) 商品画像 コメント ゲーム本編を小説化。時空を超えた大冒険ファンタジー。 上巻はSFC版準拠。下巻はPS版準拠で書かれている。作者が出版日の前にPS版Pを入手していなかったのかもしれないが詳細は不明。 関連リンク 関連項目 被リンクページ 関連商品:ファンタジア ▲
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ようこそテイルズ音楽へ
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登録日:2009/06/01 Mon 22 58 01 更新日:2024/06/08 Sat 22 17 16NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 R+V TOD2 TOG あぁん! かわいい みんなの女神 もう一人の主人公 ょぅι゙ょ カイルの嫁 クーデレ テイルズ テイルズヒロイン デスティニー2 ヒロイン リアラ ルーティに似ている ←何、気にすることはない 可愛いは正義 変な感じでフラグ発生 天使 天使の笑顔 性女 戦闘ボイスに定評のあるキャラ 柚木涼香 癒し担当 美少女 美白 聖女 色白 テイルズ オブ デスティニー2のキャラクター CV:柚木涼香 ラグナ遺跡の巨大レンズから突如すっぽんぽんで現れたょぅι”ょ この世界を変えられるほどの力を持つ英雄を探している。 カイルに初めて出会ったときは 「もう私に関わらないで」 とひどく無愛想だったが、加入した直後 「カイル~、ほらこっちこっち~」 といきなり豹変 さらにハイデルベルグでは 「あなたが私の英雄だったらよかったのに…」 と急にフラグがたつ。 以下ネタバレ 正体は10年後の世界に存在する「2人の聖女」の片割れ。 神から作り出され、この世界を真の幸福に導くため遣わされた。 エルレインとは違う方法で人々を幸せに導く道を探し、対立していくこととなる。 設定上エルレインとは切っても切り離せない関係なので、そちらの項目も参照。 終盤、カイルと一緒にラグナ遺跡へデートしに行き、森の木に襲われ行方不明になるのは良くあること。 エンディングで、カイルの前に突如姿を現し、フライングボディプレスを仕掛けた。 ┏┓┏┳┓ \i┏┛┗┻╋┛――+―┗┓┏┓┃ //|\ ┃┃┃┃┏┳┳┓ ┗┛┗┛┗╋┛┃ ┗━┛ ―=二 ̄\ \\\\ / \\ ヽ"/// ヾヾ|/ _( ||||Lへ >、 |∥ \人\ /ヽ | \へ\/ヾ_人ヘ rm\ \ /\ `/|ヽ-r< ̄ r勹〉 ヒノ|ミ-、ノ/⌒-〉iV⌒\L__ノ 戦闘面では、敵を術で切り崩し、SP分与、癒し(卑し)ボイスでの応援、状態異常付加、回復、蘇生術で味方のサポートをこなす万能後衛。 エンチャント「SP分与」で、通常SB中にしか出せない秘奥義を出すテクニック 「分与秘奥義」の中核を担う。 「ファイト!」や「がんばれ!」などの応援にもSP回復効果があり、応援から秘奥義が出せたりする 長所 TP関連の能力値が高くTPが尽きにくい SP分与、SP転換、詠唱速度上昇など有用なエンチャントが揃っている クリが強い ダメージを喰らうと喘ぐ ピンチ時のダメージボイスがとてつもなくえろい 通常攻撃だけで敵をお手玉にできる 俺たちの性女 短所 攻撃力、防御力、体力が低い 通常攻撃が遅く、クセが強い 操作キャラにするなら、 術にSP分与や、SP-をセットして前線を支援していく。 エンチャント「詠唱速度上昇」は自分で操作して初めて真価を発揮する。 前衛で使うならSP関連、命中を補う クリティカルがやけに高いので特化させるのも選択肢に入れる 特技はコンボの〆に使える天翔弾 隙が少なく詠唱速度上昇のお供に使える風神招 軽い敵ならコンボの〆に使い、詠唱キャンセルでループさせられる流蓮弾を使っていく。 通常攻撃でお手玉にして、 通常攻撃→特技→詠唱速度上昇→晶術→SP転換→通常攻撃 で繋げていくとSPはそう簡単には尽きない。 詠唱速度を最速にすると、晶術だけである程度繋げていける。 基本連携は 斬り上げ→詠唱キャンセル→斬り上げ→以下ループ 通常攻撃→風神招→詠唱キャンセル→通常攻撃→以下ループ 通常攻撃→流蓮弾→詠唱キャンセル→通常攻撃→以下ループ ※但し流蓮弾は命中補正が-20なので注意 サウンドテスト095番連打→ふぅ 先頭をリアラにする→難易度をUNKNOWNにする→シーモンクorクラーケンと遭遇→「がんばりましょう」→「今は耐えろ」→装備→△連打→(リアラ特攻→きゃあ!→ぅうん!→ぁあん!→ぁあああぁ~→ふぅ→アイテム→ライフボトル→「それっ」→「ありがとう」)×n→ふぅ その姿、まさに我々の性女である ちなみにグレイセスにも出演し、闘技島・隠しダンジョンにて登場。 グレイセスメンバーに電波扱いされ、英雄の生首で撲殺してくる。 秘奥義はグランヴァニッシュ。 カットインがグレイセスオリジナルで、下手したらグレイセスの中で一番凝っている。 その姿はまさに聖女。 とりあえず、獣破轟衝斬を叩き込んでスカートの中を覗いてやr……なんだと!? 石化が弱点なので石化させてしげしげと眺めてやるのも一興。 ちなみにマイソロ3では白いパンツをさらけ出してくれます バルバトスの秘奥義をくらえばパンチラしながら処刑される事に………… さらにツインブレイヴにもカイルと共に参戦。秘奥義はシルフィスティア(D2のリアラの術技中最強) やっぱり白いパンツを披露してくれる性女。飛べばパンツ。倒れたらパンツ。 リアラの白いパンツはフィギュアになっても建材。ある意味安心。 「フォルトゥナを倒したら、私・・・・・消えっから!」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 全体的にネタ項目っぽいな、メインヒロインなのに -- 名無しさん (2014-01-07 15 05 05) テイルズで一番かわいいヒロインだと思う。 -- 名無しさん (2014-03-12 20 50 43) 事実上、100万ガルドの少女 -- 名無しさん (2014-07-31 09 50 48) カイルとの邂逅を果たすラストシーンで涙腺崩壊した・・・ -- 名無しさん (2014-12-20 20 57 58) おい最後 -- 名無しさん (2016-01-06 23 41 21) アニメ絵で見ると、可愛いを通り越して不安になるほど白く細い。 -- 名無しさん (2016-04-14 12 12 06) 不愛想なのが感情豊かになって終盤では序盤の性格だったらそんなこと言わないだろうなっていう感じで好きだわぁ -- 名無しさん (2016-04-14 12 18 16) ティーダw -- 名無しさん (2016-06-30 19 57 20) もう少し真面目な概要を追加してほしいな -- 名無しさん (2016-06-30 21 55 01) アスベル項目みたいにストーリー説明 -- 名無しさん (2016-09-20 19 55 20) されても萎えるんだよな -- 名無しさん (2016-09-20 19 56 03) テイルズメインヒロインの中じゃ一番可愛い。 -- 名無しさん (2016-09-20 20 25 13) 0歳ヒロインというある意味超アウツな性女 ちなみにエルレインも0歳なので違法BBAだ -- 名無しさん (2023-10-01 01 02 48) 名前 コメント
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テイルズ オブ イノセンス 【ているず おぶ いのせんす】 ジャンル ロールプレイングゲーム(シリーズ内ジャンル名 想いを繋ぐRPG) 対応機種 ニンテンドーDS メディア 1GbitDSカード 発売元 バンダイナムコゲームス 開発元 アルファ・システム 発売日 2007年12月6日 定価 6,090円 プレイ人数 1人 レーティング CERO B(12歳以上対象) コンテンツアイコン 暴力、言葉・その他 廉価版 Welcome Price 2800 2008年10月30日/2,940円 判定 なし ポイント 良くも悪くもシンプルな出来 テイルズ オブ シリーズ 概要 システム 評価点 賛否両論点 問題点 総評 その後の展開 余談 概要 テイルズ オブシリーズのDS作品第2作。略称は『TOI』『イノセンス』。キャラクターデザインはいのまたむつみ。 製作はナムコ・テイルズスタジオではなく『式神の城』や『テイルズ オブ ザ ワールド なりきりダンジョン2』のアルファ・システムが手掛けている。 DS1作目の『テイルズ オブ ザ テンペスト』があまりにあんまりな出来だったことも手伝ってか、期待が寄せられた。 1年後に発売されたDS3作目の『テイルズ オブ ハーツ』と同じ時期に製作がスタートしていることから、『ハーツ』の布石、『テンペスト』の救済措置として発売されたのではないかと言われている。 システム DS LIBS(ディメンショナルストライドリニアモーションバトルシステム) 基本的なグラフィック等のベースはPS2『アビス』の物と同様。フリーランを使用し自由なライン移動が可能。 本作ではPS2『リメイク版デスティニー』と同様の空中コンボ「アサルト」を繰り出せる他、特技系統は『シンフォニア』の3段階制を継承、『レジェンディア』の敵HP表示とパッシングスルーに相当する避け移動も存在。 なお、敵HPが表示される事によってシリーズ恒例のスペクタクルズも無意味になると思われがちだが、本作のモンスター図鑑もスペクタクルズを使用したモンスターに完成率が適用される仕様にされているため、スペクタクルズの出番もきっちり用意されている。 覚醒システム お馴染みの「オーバーリミッツ」に相当するシステム。 連続で攻撃を当てたり、敵の攻撃を連続でガードすると上昇し、ゲージがMAXになるとステータスの上昇や秘奥義の使用、インフィニティジャム(後述)の発動が可能になる。 インフィニティジャム 『シンフォニア』の「ユニゾンアタック」の発展系とも言うべきシステム。覚醒ゲージがMAXになると発動可能。 発動すると発動者の覚醒ゲージが空になるまで敵が無防備になり、その間は自由に連携攻撃が可能になる。 発動中にLボタンを押すと操作キャラクターを他の戦闘メンバーに入れ替える事も出来、そのまま他のキャラクターの連携に繋げる事が可能。 要するに本作の戦闘は「これまでのシリーズ作品のいいとこ取り」とも言うべきシステムといえる。 スタイルシステム 『シンフォニア』のタイプセレクトとEXスキルを発展させた育成システム。本作では数種類のスタイルから選択してキャラクターをカスタマイズする育成制度を採用している。 基本的なスタイルは物理攻撃重視の「アドバンスト」、術攻撃重視の「ウィズダム」、防御重視の「ガーディアン」、機動力重視の「テクニカル」の4種類で、隠し要素として覚醒重視の「イノセント」と苦行・ボーナスの「ヴァーサス」も存在。 物理攻撃あるいは術攻撃重視のスタイルの存在から、全キャラが近距離系特技を取得していたり、本作では『デスティニー2』以来の全パーティーキャラが術を使用出来る様になっていたりしている。 各種スタイルのレベルを上げていくと「アビリティー」というスキルを取得する事が出来る。アビリティーはキャラクターにセットする事が出来、スタイル共々様々なキャラクターを作る事も可能。 ギルド・ギルドダンジョン 従来における「サブイベント」に相当する存在。各街の「ギルド」という施設で依頼を引き受ける事が出来る。 ギルドでのクエストは主に各地に点在する「ギルドダンジョン」というエリアにて行う。また、終盤戦になるとダンジョンを介しない物も登場する。 ギルドで行うクエストは「行方不明の子猫を探せ」や「特定のモンスターを規定数倒せ」といったありがちな物から、「ステータスダウン効果の付いた防具を装備して一定回数勝利する」という尖った物まで様々。 「ギルドダンジョン」は通常のダンジョンとは異なり、入る度に構造や宝箱の中身が変化する。出現敵もクエストのレベルに応じて変化。 絆システム 本作では特定キャラクター間との『絆』というパラメーターが設定されており、一緒に戦闘した回数、イベント、スキットでの選択肢や行動、料理を食べる(後述)ことによって上昇するようになっている。 要するに『シンフォニア』の「好感度」システムの発展系。ただし本作の絆値は『シンフォニア』における「主人公に対して仲間からの評価」という物では無く、あくまで「主人公含むパーティーキャラに対しての周りからの評価」程度に留まっている。このためか、本作の絆システムは『シンフォニア』のようなギャルゲーじみた物では無い。 料理について 本作の料理は体力回復効果はほぼ無く、一定時間ステータスが変動する物と絆が上昇するもののみに統合されている。 料理レシピの取得方法も「各地のワンダーシェフ等から料理のレシピを直接教えて貰う」から「ギルドでグレードと交換する等をしてレシピアイテムを取得した後に同アイテムを使用する」事に変更。本作では料理自体も「アイテム」として扱われている関係上、作成した料理もコレクター図鑑に登録されるようになっている。 覚醒リスト シリーズお馴染みの「称号」に相当するシステム。 本作では様々な行動を引き起こす事によって、「ライブラリー」内の「覚醒リスト」の項目が埋まっていく。要は「実績解除」。 通信モード 『テンペスト』同様、複数プレイヤーによるマルチプレイが可能。 ストーリーの進行からギルドダンジョンへの挑戦まで、戦闘を協力して行うことができる。 ただしメニュー操作や場所の移動等は1Pのみ可能で、戦闘中のキャラクターの切り替えやインフィニティジャムの使用は不可能。 なお通信プレイ終了後に、2P以降にも入手したガルドやグレード、ギルドポイント等が給付されるほか、全員に「ヴァーサス」スタイルが解禁される。 他 シリーズお馴染みの「ソーサラーリング」に相当する物が存在しない。 ただ、本作ではフィールド・ダンジョン移動中に物理攻撃(アサルト)を繰り出す事が出来る。 「アサルト」を敵オブジェクトに当てて戦闘に突入すると、敵の背後に回って戦闘開始した時と同じく、開始時に先制攻撃を繰り出す事が出来る。このシステムは後に『ゼスティリア』でも採用されているが… 評価点 グラフィックはDSの性能を考えれば出来が良い。 初めてまともにプレイできる様になったDSのテイルズ オブ シリーズ作品である事 前作『テンペスト』はキャラやストーリーはともかく、開発元のノウハウ不足の関係でシステム面の破綻によりまともにプレイする事すら困難な作品であった。 だが、本作は経験あるスタッフの制作により、システム面は通常の作品と遜色の無い程度に進化。ひとまず安心といったところだろう。 戦闘システムは好評。 『アビス』や『シンフォニア』を発展させた戦闘はスピーディかつ奥深く、空中でコンボが続いた時はかなり爽快。一体の敵を一定時間戦闘に参加しているキャラ全員で一方的に攻撃し続けられる「インフィニティジャム」や、一定時間攻撃力や詠唱速度が高まる「覚醒」を使って様々な組み合わせのコンボができる。 いのまたむつみによるキャラクターデザインもユーザーからの受けは上々。キャラクター自体も、気弱な主人公・ルカや、それをネタにルカをいじり倒す新機軸ヒロイン・イリアなど、これまでのシリーズにない魅力を持っている(描写が描写なので、好みは分かれるが)。 演出関連 OPはKOKIA氏の独特の世界観とプロダクションI.G製作のアニメーションも相俟ってハイクオリティに仕上がっている。 加えて、本作はDSシリーズの中で唯一EDにも主題歌(*1)が存在する作品でもある点も評価出来るだろう。 従来のシリーズ通り、豪華な声優を採用した個性の強いキャラクターは健在。 フルボイスではないもののイベントシーンにも声がついている。 サブキャラにも主要キャラとしての活動も多い若本規夫、杉田智和、沢城みゆきを採用しているほどである。 若本氏が演じる「第二のアナゴ」こと「ガードル」もさることながら、悪役の一人「ハスタ・エクステルミ」は、脱力系かつ電波過ぎる言動や声優の真殿光昭氏による狂演もあってか、非常にコアな人気を持つキャラクターになっている。 賛否両論点 シリーズ恒例のスキット(フェイスチャット)にほぼ声がついておらず、収録数も少なめ。また、テイルズではお馴染みの劇中アニメーションがない(Wiiの『ラタトスクの騎士』にも言えることだが)。 スキットに声が付いていない関係上、本作の多くのスキットには内容次第では絆値を上昇させる効果がある選択肢があり、話が分岐する物も多い。 この点はカートリッジの容量が少ないDS故、仕方ないところではある。とはいえ、少なくとも『テンペスト』よりは改善されている。 称号の廃止 テイルズ オブ シリーズでは恒例の収集要素としてキャラクター毎の「称号」が存在していたが、本作では廃止されてしまった。称号の無い本編タイトルはPS版『デスティニー』以来の事になる。 称号の廃止によりサブイベントの総数も激減していたり、ステータスボーナスも存在していない…と言いたい所だが、本作では称号に代わるイベント要素は「覚醒リスト埋め」で、ステータス増減要素は「スタイル」でそれぞれカバーされている。 アクセサリー種類の激減 従来のシリーズ作品には消費TP半減の「フェアリィリング」や詠唱時間減少の「ミスティシンボル」など様々な効果を持つアクセサリーが存在していたが、本作では「ポイズンチェック」を代表とする状態異常軽減系と「フレアマント」等の属性軽減系の2種類しか存在せず、従来作と比較してバリエーションに欠ける。 ただ、本作では各種スタイルを育てて取得する「アビリティ」のセットで詠唱時間減少やHPが徐々に回復などの効果を得ることができる。加えて、術技も熟練度を上げるたびに消費TP量が減少していくシステムになっている。このため最終的には従来シリーズ作品と遜色ない程度に収まるだろう。 問題点 フィールド画面と世界設定の問題 フィールドではこれまでの作品で登場していた宝箱やスキットポイントといった物が存在せず、探索の面白味に欠ける。 一応、フィールド移動中にカスタマイズアイテムや薬草を獲得できる「採取ポイント」が出現する事があるが、1回のみ調査できるフィールドの物よりもギルドダンジョンの同型の物の方が多く調査できるため、わざわざフィールドに採取ポイントを用意した意義が薄い。 また「ナム孤島」や「ねこにんの里」といった恒例のお楽しみスポットが存在せず、サブイベントは基本的に町かダンジョン限定になってしまった。シリーズ恒例のおまけダンジョンがフィールドに存在しているのがせめてもの救いか。 この「町・ダンジョン以外のフィールドオブジェクトは完全排除」という方針に従ってか、本作のマスコットと本作のねこにんポジションのキャラクターを務めるコーダの種族「ミュース族」の集落が存在してない事で生態系が全く分からず、街の住人との会話で情報が聞ける「鉄道」も序盤のイベントで登場したきりで町中の駅やフィールドで走っている描写が見当たらず、どちらも「ほぼ設定のみの存在」と空気化している感が否めない。 ダンジョンが単調な上長く、敵も多い。その上パーツのコピペを多用しているため似たような道が多く非常に迷いやすい。 加えて、「テンペスト」に続いて「マルチスクリーンを利用したダンジョンマップ表示」という親切な仕様も存在しない点も本作のダンジョンの迷いやすさを助長していると言える。 一応、宝箱やセーブポイント等のマップ内オブジェクトの存在を記憶する事で大体のプレイヤーの位置を把握出来るが、それでも迷いやすいと言わざるを得ない。 特に顕著と言われているのが「マムートのギルドダンジョン」。このダンジョンではカメラアングルがプレイヤーに近い、マップ内オブジェクトの数が少なく目印が分かりにくい、ダンジョン区分の関係で進入の度にマップ構成が変動する等々…只さえも迷いやすい本作のダンジョンの中でも屈指の迷いやすさを誇る。このダンジョンは区分の関係でクエスト受注対象になっているが、上述のダンジョン仕様が存在するため、ここを介してのクエストは達成難易度が非常に高い。幸いここでしか受けられないクエストは存在しないため、クエスト数をこなしたり各種コンプリートを目指すのなら他であたった方が良いだろう。 最終ダンジョンに至っては 延々と螺旋階段を上るだけ の構成。その上通路が狭いため敵を避けるのはほぼ不可能。 この作品の後に同社が開発したファンディスク『テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー2』でもこの点は同様。 また、隠しダンジョンは自動生成ダンジョンであるのだが、裏ボスと戦うためには セーブなしで地下100階 まで潜らなければならない。一応5階ごとに脱出ポイントはあるが途中入場は不可能と、あまりに面倒くさすぎる。 シナリオも評価が低い。前世との過去が複雑に絡み合うシナリオと書けば聞こえは良いが、その割には内容はかなりあっさりしており、全体的に説明不足。 主要キャラクターは前世で知り合い同士で、それが重要な部分を占めているのだが、大抵の敵キャラが前世にとらわれすぎている。チトセに至ってはルカを慕う理由もイリアを憎む理由もすべて前世から引きずっているものであり、「お前のアイデンティティは前世が絡んだものだけか」と批判されるほど。 前世の記憶を辿って行くのが中盤の旅の目的なのだが、それで見れる前世の回想が断片的であるところも、説明不足に拍車をかけている。 現世のキャラも大抵は登場してから初めて(あるいはその直前に)前世のキャラが初登場することが多い。そのため「この人物の前世はあの人物だったのか」というような意外性のある部分は少ない。 加えて、前世の因縁から一度は裏切る人物もいれば、こちらに向かって実際に攻撃してくる人物まで現れる。それなりの事情があるとはいえ、そこに同情できたプレイヤーは何人いることやら。 エルマーナ「ウチ前世はヴリトラやってん」ルカ「へー、ぼくアスラ」のような会話に代表されるように、まるでネットゲームで知り合った仲間が現実(オフ会)で出会ったかのような描写から「初めてのネトゲオフ会」と呼ばれる事も。 戦闘バランスにもやや難がある。 序盤こそ普通だが、中盤あたりから敵の能力がインフレし始める。プレイヤー側はHPやTPがレベルを上げてもあまり上がらず、こちらの取れる行動の選択肢が限られてしまう。これに耐えかねて投げる人も。 特技・秘儀・奥義の3段階のシステムを採用しているのに、セットできる術技が4つのみと少ない。そのため戦闘がワンパターンになりがち。 セットできる術技が少ない分、比較的シンプルな戦闘になっているの救いか。 『アビス』までの3D作品で登場していた「払い」の通常攻撃が廃止され広範囲攻撃が術技に絞られてしまった。この仕様からか全体的に攻撃範囲が狭く、戦闘の際に袋叩きに遭う率が高い。 特に顕著に見られるのが蟹の姿をしたモンスターとの戦い。これらモンスターは攻撃力・防御力共に高めでスーパーアーマー持ち。かつ複数で現れるモンスターでもあることから、基本的な攻撃範囲の狭さも相まって、いつのまにかフルボッコされていた…ということになりかねない。 本作での戦闘終了後のガルド及びアイテム獲得は敵を倒すと飛び散るオブジェクトを回収しないと獲得出来ない仕様になっているため、一つ取り逃すだけで取得ガルドが下がる上にアイテム獲得もままならない。 これの対策としてはテクニカルのスタイルのレベルを上げるで取得出来る「吸い上げ」のアビリティをセットする事や、作戦の優先行動で「お金を回収しろ」「アイテムを回収しろ」を設定すれば良い。しかし前者の場合はシステムの都合上、アビリティセットの容量を圧迫してしまいキャラクター育成の自由度が低下してしまう難点も存在する。 戦闘画面及びモンスターのデザインは『アビス』のほぼコピペ。見た目での新鮮味はほぼ無い。 しかも『アビス』で強すぎていた点が指摘されていたフリーランもほぼ未調整で登載されている。そのうえON/OFF可能だったアビスとは違って標準システムとして存在し、フリーラン中にも攻撃をくり出せる。このことから只さえも強すぎたアビス以上にフリーランの強さに磨きが掛かってしまった。 ニンテンドーDSのボタン数の関係かターゲット切り替えとフリーランが同一ボタン(短押しでターゲット切り替え、長押しでフリーラン)に統合されている関係で少しややこしく、3Dテイルズに慣れていると操作に混乱をきたす可能性が高い。 ボタンの長押しがフリーランに設定されているため、シリーズの伝統だった「ボタン長押しで時間を止め、じっくりとターゲットを絞り込む」事が不可能になってしまった。 本作の敵も秘奥義を放つが、『アビス』のように敵のHPが何%を切ったら発動させるという仕様ではなく、難易度が上がれば何度でも秘奥義を放つようになる。そのため、理不尽死が起こりやすい。 練り込み不足なギルドシステム 依頼内容は画一的で、ただポイントを稼ぐだけの作業ゲーになっている。 一応フォローすると、依頼の中にはギルドダンジョンでしか戦う事が出来ないモンスターや、特殊アイテムを装備して進める物も存在している事から各種図鑑のコンプリートには必要不可欠。クエストで獲得出来るグレード量も戦闘時の物と比べて多く、引き継ぎアイテム(後述)の購入には必須となっている。 グレードを消費して各種便利アイテムや2周目引き継ぎ権利を買うことが出来るが、過去の作品に比べて引き継ぎアイテムが高すぎる。ギルドでクエストを破棄しただけでここの消費ポイントを1%値上げされてしまう。(*2) こう書くと「じゃあ諦めずに全てクエストを達成したら良いのでは」と多くのプレイヤーは思うかも知れないが、クエストの中には「全ステータスが大幅にダウンしてしまうペナルティの付いた防具をパーティー全員が強制装備してストーリー後半戦の敵に10回戦闘で勝利する」という内容のライトプレイヤーお断りな物が2つ程存在する。このためかコレクター図鑑埋めを目的としているプレイヤーの場合は、クエストを受注して図鑑登録したら、受注したクエストをすぐに破棄してしまいやむを得ずギルドアイテムを値上げしてしまう可能性が高い。 また、ギルドで交換可能な引き継ぎアイテムの値段も記述では「高すぎる」と言い回しこそネガティブだが、実際は高ランクのクエストの受注を繰り返す事で意外とあっさりと交換に必要なグレードを稼げてしまう。このことから、引き継ぎの難易度もシリーズの中でも相当低い部類に当り、下手すると1周目クリアの時点で全ての要素が引き継げてしまう。対して戦闘時の獲得グレード量はいつも通りでクエストと比べると遙かに稼ぐペースが劣ってしまう。よって本作でのグレード稼ぎは最終的にギルド頼みになる点が否めない。結論を言わせてもらうとグレード関連のバランスが取れてない。 グレードとは別に戦闘評価がエターニア以来の復活となったのだが、戦闘ランクノーマルでは満点を取るのが非常に困難である一方で、ハード以上だとレベルを上げて序盤の敵を瞬殺しただけで満点が取れてしまう。 高評価のものは5つまで記録されるのだが、同評価のものは古いものから順に消去される。保存は不可能で、コンボが長く続いた記録等も雑魚との戦闘の記録に容赦なく上書きされてしまう。 引継ぎによって一部イベントが起こらなくなり、いくつかの要素がコンプリートできなくなるバグが存在する。 その場合引継ぎアイテムを捨てて周回すれば復活するが、引き継がなかった要素をまた集めなおす必要がある。 敵幹部の中にはボイス数が少なく序盤と終盤にしか用意されて無いキャラクターも存在する。 しかもそのキャラクターがボイス付きで登場した際のキャラクターモデルは既存の敵からの使い回しで、殆どの敵幹部が取得している秘奥義すら無いという酷い有様。 もっともその場面でのボイス自体は多く、戦闘ではやたらと喋りまくるのがせめてもの救いか。 総評 グラフィックなどはDSの性能を考えればかなり出来がいいが、上記の問題点が足を引っ張ってしまい、評価は割れ気味である。 ただ、あんまりすぎる出来であった前作である『テンペスト』による前評判の悪さを覆すには十分な出来であり、特に戦闘面にこだわるユーザーには満足できる内容である。 簡単にまとめれば、シンプルさが売りの出かけ先でも気軽に出来るRPGといったところか。 その後の展開 本作はシリーズ恒例の小説版が発売されている他、ジャンプスクエア創刊号からコミカライズ版も連載されていた(全12回)。 この作品の後にDSで発売された『ハーツ』(こちらはナムコ・テイルズスタジオ製作)では、今作の問題点をほぼ改善してはいるのだが、斬新過ぎる販売戦略によってゲーム外の部分で評価が割れることになってしまった。 2012年にPS Vitaで『テイルズ オブ イノセンス R』としてリメイクされた。 戦闘システムの変更、シナリオの一部書き換えおよびマップの追加、フルボイス化、グラフィックと音質の向上、キャラの追加などがされた。 余談 パーティキャラの半数は同社が本作の一年前に製作した『テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー』のキャラモーションの大半を流用している。 具体的には主にスパーダがロイドから、アンジュが盗賊から、エルマーナが格闘家(あるいはセネル)からである。技の大半が共通していることからも明らかであろう。 ルカに関しては主にプレセアやガイから技を引用しているが、モーションは異なる。 術については闇属性のもの以外は『シンフォニア』に登場したものが多い。 イリアやリカルドは当時のシリーズでは珍しい銃を扱うキャラということもあり技は本作初出のものが多い。 後に『テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー3』にてガンマンがイリアのモーションより追加された。
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登録日:2012/04/17(火) 18 33 36 更新日:2024/05/06 Mon 03 33 01NEW! 所要時間:約 2 分で読めます ▽タグ一覧 TOG グレイセス テイルズ ネタキャラ ヒャッハー!アスベルだーっ! ビアス 坂口候一 廃人 細目 貴族 鉄爪 長年の恨みだーっ! 騎士 ビアスとは、『テイルズ オブ グレイセス』の登場人物。 嫌みな性格。 CVは坂口候一。 ●概要 少年編に登場。 とある名家の長男であり、幼少期のリチャードの家庭教師をやっている騎士。手甲鉤「ビアスクロー」が武器。 初登場時アスベルと口論になって対決する(一応手を抜いている)。 その後、アスベルとリチャードとソフィが花畑にいた時に暗殺を決行するも失敗したことで破滅の一途を辿る。 暗殺失敗後王都へ護送された。 その後、セルディク派の人間だということが判明した。 その後はストーリーに登場しないので、出番はこれっきり… ……ということはなかった。 但しストーリー進行中ではなく、サブイベントにて登場。 とある貴族の依頼で盗まれた勲章を取り戻しに現場に向かうと、そこで登場。 どうも今の彼は、名家の長子であった自分が落ちぶれたという現実が受け入れられず、精神面が狂っている。 だが、それでもセルディクに加担した為に行き場をなくした騎士たちを「バカども」と見下し「オレは違う!」と思い込んでおり、貴族としての地位に未練があったのか、貴族のみに携帯を許された勲章を盗み出して、自分のだと偽って見せびらかしてくる。 戦闘中もアスベルに対する恨みが現れており、「長年の恨みだーっ!ヒャッハッハー!」や「死ねっ!死ねぇぇぇ!!」と叫びながら攻撃する技がある。 そして再戦に敗北した後は完全に精神が崩れ、自身を「陛下」と呼んで延々独り言を続けるようになってしまう。 ちなみに戦闘後にビアスクローをくれる。(盗んだのではない。ここ重要) ●余談 彼は所謂シリーズによくいるインパクトのある敵なのだが、戦闘面で少し不遇であり、なんと固有ボスなのにもかかわらず、全固有ボスで唯一秘奥義が無く、戦闘BGMも一般ボスのBGMになっている。 サブイベントだからしょうがないか…。 追記・修正よろしく △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 名前 コメント
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テイルズ オブ スプーフ NORMAL HARD EXPERT LEVEL 7 11 - Notes 661 945 - Combo 791 1017 - Composer Meine Meinung AlbumArt sta 原典 branch 難易度推移 ver.1.0 ver.1.2.6 NORMAL 6.5 7 HARD 10.5 11 曲について 2011年に発表されたMeine Meinungアルバム"branch"から収録された。 同アルバムからは他にalready seenも収録されている。 リミックス曲として、STR ALL STARSによる「Tales of Spoof (chain mix)」がある。「MIXIM vol.03 DnB」に収録(UFDも同CDに収録)されたのち、BOF2012にてBMSのリリースがなされた。 アーティストについて already seenを参照。 攻略・解説 各譜面の攻略に関する情報はこちらへお願いします。 最後の同時押し外れるって人はjumboつけたら安定しますよ -- 名無しさん (2018-09-04 17 21 28) 名前 コメント コメント この曲どのリズム叩いてるからわからないから難しい。 -- 名無しさん (2016-12-31 10 02 23) 名前 コメント
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テイルズオブリバース 11-68~79・81・100~119 68 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2417 08 54 ID OUMy/JHA ○用語解説 ヒューマ=人型の人間 ガジュマ=獣型の人間 ハーフ =ヒューマとガジュマの間から生まれた子ども。体はヒューマ型で、角と尻尾があり能力も高い。 ヒューマとガジュマが愛し合うことは珍しいことであり、体も弱いハーフが大人まで成長するのはまれ。 フォルス=超能力の種類。もとはガジュマの何割かが持ってる能力だったが、ラドラスの落日の影響でヒューマにも覚醒。 ラドラスの落日=ラドラス王の崩御と、フォルスの暴走が起こった日 王の盾=カレギア王国軍隊の秘密部隊。フォルス能力者をスカウトして作られる。 月のフォルス=史上最大のフォルス。ラドラス王とアガーテが持つ ○主人公のグループ ヴェイグ(ヒューマ) =主人公。無口で暗い青年。孤児でクレアの両親に引き取られて育つ。クレア大好き。 マオ(ヒューマ)=記憶喪失の少年。王の盾を抜け、ユージーンと旅をする。無邪気で明るい。 ユージーン(ガジュマ)=有名な軍人で王の盾の元隊長。医師を殺害し軍を追われた。彼を慕い尊敬する人は多い。 アニー(ヒューマ)=ユージーンに父を殺され、ガジュマを憎む少女。医師見習い。ガジュマを徹底的に嫌う。 ヒルダ(ハーフ)=ハーフということで迫害されて育つ。ハーフの体を捨てるため角を折り、完全なヒトの体を捜している美女。 ティトレイ(ヒューマ)=シスコンの青年。おしゃべり。軽い。ガジュマとヒューマの争いに一番怒りをあらわにするキャラ。 クレア(ヒューマ)=ヒロイン。外見も性格も良い。しっかりもの。いろいろ大変な目にあう。 ○カレギア王国 ミルハウスト(ヒューマ)=カレギア国の若きイケメン将軍。各地で種別争いを鎮めるため飛び回る。いい人。 アガーテ(ガジュマ)=若き女王。国を混乱に落とさせる張本人。ミルハウストに片思い。 ジルバ(ガジュマ)=アガーテが一番信頼する家臣。女。アガーテの願いをかなえるために力を尽くす。 ○王の盾・四星 サレ(ヒューマ)=敵。基地外。ナルシストっぽい喋り方。人が苦しむ姿が大好き。 トーマ(ガジュマ)=敵。弱肉強食を絵に描いたような暴力男。サレに劣らず性格最悪。ヒルダを刺客に育て上げた ミリッツァ(ハーフ)=敵。ヒルダと同じくハーフの能力を買われ王の盾に。あがくヒルダとは違い、自分の境遇を諦めきっている。 ワルトゥ(ガジュマ)=敵。ユージーンの旧友。国のやり方に反発を持ちつつも、王の盾としてヴェイグたちの前に立ちはだかる。 ○脇役(主要人物ではないが、話に絡んでくるキャラ) キュリア(ヒューマ)=女医。アニーの父親のもとで医学を学ぶ。ガジュマの少年を引き取り医学を学ばせている ミーシャ(ガジュマ)=キュリアに引き取られたガジュマの少年。フォルス能力のせいで親に捨てられる ポプラおばさん(ガジュマ)=ヴェイグの近所のおばさん。ピーチパイの名人。孤児のヴェイグを可愛がっている バース(ヒューマ)=アニーの父。国王直属の医師。ユージーンに殺害される。 スージー(ヒューマ)=クレアと同じく誘拐された少女。逃げ出してヴェイグたちに遭遇 69 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2417 10 53 ID OUMy/JHA プロローグ 病床に臥したラドラス王が、月夜の晩、何かに取り付かれたように自らのフォルスを開放し、死亡する。 世界中に光が降り注ぎ、フォルスが覚醒する人が続出。そして覚醒は暴走を引き起こし 各地で大被害が起こる。のちに人々はこれをラドラスの落日と呼んだ。 スールズという小さな村でも、ヴェイグという青年が覚醒。氷のフォルスの暴走が始まり、 ヴェイグを心配して近づいたクレアが氷塊に閉じ込められてしまう。 一年後 クレアの氷塊の前でうなだれているヴェイグの前に、マオとユージーンというフォルス能力者が現れる。 マオは炎のフォルスで簡単に氷を溶かしてクレア救出。 マオとユージーンはクレアの家で接待されることに。そこでヴェイグはマオとユージーンから話を聞く。 ユージーンはフォルス能力者を集めた軍隊『王の盾』の隊長だったが、ラドラスの落日にまつわる陰謀に気づき追放された。 マオは記憶喪失の少年で、フォルス能力を買われ『王の盾』に入隊したが、そのやり方に不信感を抱き、 ユージーンにくっついて王の盾を脱走。2人は、王の盾に知られていないフォルス能力者を探す旅に出たという。 そこでヴェイグの噂を聞き、この村まで来たのだ。ヴェイグは仲間になってほしいと誘われるが、 クレアのそばにいたい、と断る。 そこにカレギア軍を引き連れた『王の盾』の四星、サレとトーマの極悪コンビが登場。 「この村で一番美しい娘をよこせ」と村人をフォルスの力を使って脅迫。 ヴェイグたちを蹴散らし、クレアを誘拐してしまう。 ヴェイグはクレアを取り戻すため、マオとユージーンは誘拐の真意を含めた国の動きを探るため、 3人はチームを組み旅立つ事に。 70 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2417 11 47 ID OUMy/JHA サレとトーマを追うヴェイグたち。途中、アニーという少女がユージーンを殺そうと奇襲をかけてくる。 彼女もラドラスの落日で、フォルス能力が開花した人間らしい。 アニーは「父をなぜ殺した!」とユージーンをののしる。しかしユージーンは何も答えない。 ユージーンは、王直属の高名な医師であったアニーの父を殺し、軍を追われたらしい。 アニーは力を使い果たし気絶。ユージーンはアニーを大事そうに抱え、女医のキュリアの元に運んだ。 目を覚まし、興奮したアニーはガジュマが憎いと言い放ち、 その場にいたガジュマの少年ミーシャに「近寄らないで!」と怒鳴ってしまう。 実はそのミーシャは、ラドラスの落日でフォルス能力が開花し、気味悪がられた両親に 同じことを言われ捨てられてしまっていた。ミーシャは悲しみのあまり暴走を起こし姿を消す。 女医キュリアは「あなたの父親は、命に色はない、と言っていた立派な医者だったのに!」とアニーを怒る。 ヴェイグたちがミーシャを探し、救い出して一件落着。アニーは反省をしている様子なのだが、 それでもかたくなに「ガジュマは嫌い…ユージーンを殺す…」と言い続ける。 ユージーンは「それなら俺と一緒に来い、いつでも俺を殺せばいい」とアニーを仲間に引き入れてしまう。 「アニーの父バースとは20年の親友であり、アニーも子どもの頃から知っている、アニーは優しい子だ」 心配するマオにユージーンはそう告げた。 以降ユージーンは、アニーに何を言われてもどんな態度を取られても優しく見守る事に終始する。 ペトナジャンカという街にサレとトーマが行ったという噂を聞き、急いで駆けつけると 一足遅く、この街でも拉致が行われた直後であった。 しかも姉を誘拐されたティトレイという青年がフォルス能力を暴走させ、町中が混乱中。 ひとまず、ティトレイの暴走を鎮めるヴェイグ一行。 ティトレイも姉を救うため、一緒に行くことになる。 底抜けに明るい性格のティトレイ加入で、それまでの重苦しい雰囲気が一気に和らぐ。 が、アニーはユージーンに対する敵対心を隠さず、そこは緊張感が漂ったまま。 71 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2417 14 01 ID OUMy/JHA 港町サニイタウンで情報収集。この街でもサレたちによる拉致誘拐が行われていた。 「娘のヒルダがさらわれた」という母親から、サレとトーマの足取りを聞いたヴェイグたちは急いであとを追う。 と、ヒルダという娘が助けを求めてきた。誘拐されたが逃げてきたのだと言う。 ヒルダをかばい、後を追ってきたらしいトーマと対峙するヴェイグたち。 と、後ろからヒルダがヴェイグたちを襲った。なんとヒルダは王の盾の刺客。すべて罠だったのだ。 ヒルダ「騙される方が悪いのよ」 しかし、ヒルダはヴェイグたちに負けてしまう。 トーマは「角を折ったから力が半減したんだ、馬鹿め」と言い放ち ヒルダの帽子(ターバン)を払いのけた。そこには折れた角とガジュマの耳が生えていた。 「見ろよ、こいつは醜いハーフだ。ハーフが嫌だっつーんで角を折りやがった。 純粋な人の体になる方法があるって嘘をついて利用してきたが、もう役立たずだ」 「人の体になる方法があるっていうのは嘘だったの?騙したのね!」怒るヒルダ。 「騙される方が悪いだろ」笑うトーマ。怒りでヒルダが暴走しはじめたのを見てトーマは姿を消す。 最初からヒルダを暴走させ、捨て駒にするつもりで連れてきたのだ。 ヴェイグたちは苦戦するも、ヒルダの暴走を鎮める。 傷ついたヒルダを抱えサニイタウンに戻り、サレとトーマの足取りを一から探すことに。 サニイタウンでは、王の盾・四星の一人、ハーフのミリッツァが、逃げ出した少女を探し回っていた。 監禁場所から逃げ出した少女は本当にいたのだ。ヒルダはミリッツァの前に飛び出した。 ヒルダ「聞いて!純粋な人の体になる方法はないの!私たちは王の盾に利用されてただけなの!」 ミリッツァ「…で?王の盾以外にハーフを受け入れてくれる場所があるの?ないでしょう?」 ヒルダ「………」 ミリッツァ「お前は角を折った。ハーフを嫌がりハーフとしての自分も否定した。お前は許せない」 戦闘が始まり、ヒルダはヴェイグたちと共に戦い、ミリッツァを倒した。 こうしてヒルダ姉さんも、仲間に加わる事に。 72 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2417 15 19 ID OUMy/JHA ヴェイグたちは逃げ出した少女スージーを探し出し、話を聞くことに成功。 囚われた少女たちはカレギア城に集まられるらしい。スージーは城から逃げ出してきていた。 少女たちは丁重に扱われ、アガーテ女王と一人ずつ対面させられるのだという。 スージーが「こんな綺麗なガジュマの女性は始めて見た」と言うと アガーテ女王は悲しそうに「ガジュマのわりには、という意味?」と聞き返した。その後の記憶は無いという。 一行はカレギア城に向けて出発する。 ヒルダの苦悩を目の当たりにしたヴェイグとティトレイとマオは ガジュマとヒューマの違いやハーフへの差別について意見交換、真剣に考えるようになる。 特にティトレイは、ヒューマとガジュマが恋愛するなんて考えた事も無かった自分にショックを受ける。 アニーはガジュマとヒューマが愛し合う可能性があることに拒否反応を示すが そのうち美人で姉御肌のヒルダに憧れ、慕うようになる。 ヒルダは未だに純粋なヒトの体を手に入れる方法をあきらめてはいないと宣言。 そのままでいいじゃないかというユージーンやティトレイの意見に耳を貸さない。 砂漠でアニーが高熱に倒れ、砂漠の村に立ち寄り看病する事に。 その村は外部の人間に冷たく、アニーも「ガジュマなんかに世話になる気は無い」と 余計な一言を言い放ち、介護をする場所の提供をことごとく断られる。 その村は昔、疫病にかかったヒューマが訪れ、疫病を蔓延させた後、姿を消したため わざとこの村をを滅ぼそうとしたのではないかと、住民が不信感を抱いてしまっていたのだ。 一行はアニーを助けるためオアシスにある治療の材料を取りにいく。 ヴェイグたちが持ち帰った材料の角を見た住人が、あの疫病のあと これを持ったヒューマが村の入り口で息絶えていたことを思い出す。 ヒューマは疫病を持ち込んだ事を気に病んで姿を消したのではないか・・・ そして薬を持って来ようとして息絶えたのではないか? 住民たちは反省し、ヴェイグたちを迎え入れてくれて、アニーの容態が回復する。 喜ぶユージーンだったが、アニーは相変わらずユージーンに拒否反応を示す。 73 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2417 17 15 ID OUMy/JHA カレギア城を目指し着々と進んで行くヴェイグ一行。 バビログラードという港町につく。そこでワルトゥという王の盾・四星の一人と対戦。 ワルトゥはこの港から捕らえた娘たちをカレギア城まで船で運ぼうとしていた。 ユージーンは旧知の仲らしく、ワルトゥに「なぜお前がこんな事に加担するのか?」と問いただすのだが ワルトゥは答えない。 そこにミルハウストという王国正規軍の将軍も現れ、ワルトゥに娘たちを解放するよう要求。 ミルハウストは女王と国民を守る使命に燃える正義の人であり、王の盾・四星も頭が上がらないらしい(おまけにイケメン。 無事娘たちが解放され、ティトレイと姉のセレーネが再会する。 しかしクレアはすでにカレギア城に連れ去られたあとだった。 がっかりするヴェイグ。 その頃、クレアはアガーテ女王と対面。ヒューマとガジュマの違いを問うアガーテに 「違いはありません、見かけは違っても私たちは同じヒトです」と毅然と答えるクレア。 アガーテはクレアの肩に手を置いた。クレアは気絶し崩れ落ちる。 アガーテは家臣のジルバに告げる「この人よ……私を助けてくれるのはこの人」 74 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2417 18 47 ID OUMy/JHA ヴェイクたちはカレギア城のあるバルカに到着。 アガーテ女王は、聖なる王の復活の儀式を執り行うと宣言していた。 クレア誘拐となんらかの関係がありそうだ。 ヴェイクたちは地下道を通ってカレギア城に潜入し、囚われていた少女たちの部屋を見つけ出す。 しかしクレアは祭儀場に連れて行かれてしまっていた。 立ちふさがる王の盾をぶっ飛ばし、ヴェイグは儀式執行の間に突入。 ヴェイグ「女王は一体何をする気だ!?クレアを返せ!」 が、アガーテ女王のフォルスの力は絶大でヴェイグは身動きが取れなくなる。 アガーテ女王は月のフォルスを使い、クレアを黒い球の中に取り込み、自らも中に入り込んだ。 そこで、力が暴走。その球体は聖獣ゲオルギアスへと変化してしまった。 聖獣ゲオルギアスは言った。「ガジュマとヒューマは共存できない。必ず争う。 ならばヒューマを滅ぼすのが世界を救う唯一の方法だ」 体が自由になったヴェイグたちは、ゲオルギアスに剣を抜き、立ち向かっていった。 そして見事ゲオルギアス撃破!その瞬間ヴェイグはジャンプして光の中に飛び込んだ。 そしてクレアを抱きかかえ、戻ってきた。 ヴェイグはクレアを連れ、村に戻った。ずっと気を失っていたクレアも目覚めた。 完。 というのは嘘で、ここまでが壮大なプロローグというか第一部です。 75 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2417 33 26 ID OUMy/JHA 第二部突入 クレアが目覚め、喜ぶ両親とヴェイグ。だがペットのザピィは大好きなはずのクレアに寄り付かない。 そこにアニーが現れ、自分と一緒にカレギア城のそばの洞窟に来て欲しいと告げる。 ユージーンの様子がおかしくなり、マオにヴェイグ達を連れてきてと頼まれたのだと言う。 「マオとユージーンには世話になったんだから行ってやれ」とクレアの両親にも言われ ヴェイグは出発を決意。そんな中、村で騒動が勃発。 ポプラおばさんというピーチパイの名人で、人のいいガジュマの主婦が性格豹変、 ヒューマの住人が気に入らないと喧嘩を売ったのだ。 止めに入ったヴェイグに殴りかかるポプラおばさん。ヴェイグがクレアを氷付けにした時、 クレアの両親と共に、追放寸前のヴェイグをかばい、鬱になったヴェイグを励まし続けたのは このポプラおばさんだった。あまりの豹変振りに驚くヴェイグ。 アニーが言うには、各地でヒューマとガジュマの似たような対立が勃発しているのだそう。 村が心配ではあるがユージーンを救うため出発するヴェイグ。 街道の休憩所で休んでいるとクレアがやってきた。 同行していた道案内の人が言うには、クレアはカレギア城を目指していたらしい。 ヴェイグは村に戻るよう説得をしたのだが アニーが「ヴェイグさんと一緒に居たいんでしょう?追い返すのは可哀相」と言い出し なし崩し的にクレアも同行する事に。 途中ペトナジャンカにも立ち寄り、ティトレイにも声をかけ、4人はユージーンとマオの待つ洞窟へ向かった。 ヒルダは、純粋なヒトの体を手に入れるためどこかへ旅立ち、居場所がわからないらしい。 立ち寄る先では「なんだか急に嫌気がさした」「顔を見るだけで腹が立つようになった」と ヒューマとガジュマが互いを嫌いあう様子が、どこでも見られるようになっていた。 76 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2417 34 42 ID OUMy/JHA 洞窟の奥ではユージーンがヴェイグたちを見つけるなり獰猛な叫び声を上げはじめた。 「ヒューマが憎い!お前たちを引き裂いてやりたい!だから・・・俺に近づくな!」 父親代わりと言ってもいいほど信頼しているユージーンの豹変振りに泣き出しそうなマオ。 アニーがとある地方に精神を安定させる強力な秘薬があるのを思い出し、それを見つけに一行は旅立つ。 ユージーンが心配なマオと、戦闘能力の無いクレアはここに残る事に。 ラジルダという村に向かったヴェイグたちだったが、この村はヒューマとガジュマの対立が恐ろしいほど酷く、 ガジュマ住民はヒューマであるヴェイグたちに口も聞いてくれない。 ヒューマ住民も、ガジュマのユージーンを助けるためだとわかると態度を一変させ、ヴェイグ達を追い払う。 苦労しながらもなんとか秘薬を手に入れたヴェイグたち。偶然ヒルダもラジルダに来ており再会、合流する。 その頃、クレアは洞窟を抜け出し、カレギア城に入ろうとしてミルハウスト将軍に発見される。 ミルハウストは「女王の一件を知る人間に見つかる前に、この街から出て行け!」とクレアを追い返す。 クレアはミルハウストに何かを伝えようとしたが適わず、 「どうして気づいてくれないの?」と気落ちして門を後にする。 ユージーンのいる洞窟へと戻ったヴェイグたち。 秘薬を飲んだユージーンは落ち着きを取り戻す。ユージーンとマオとアニーは ガジュマとヒューマが憎しみを爆発させるようになったのは、 聖獣ゲオルギアスに関係あるのではと考え、遺跡があるというこの洞窟に入った。 そこで突如ユージーンが暴れだし、奥の檻に閉じこもったのだと言う。 ユージーンがアニーに「ヴェイグ達を連れてきてくれてありがとう」と礼を言うが アニーは「マオに頼まれたから仕方がなかった」と下を向く。 ユージーンが落ち着いたので、一行は洞窟を隅々探して遺跡を発見。そこには 「王ゲオルギアスはヒューマを滅ぼすと決めた。が6人の聖者はそれに反対しゲオルギアスを封印した」 「ゲオルギアスの強大な思念は人々の心に憎しみを生む」 「ゲオルギアスの思念は、聖者の力で消すことができる」など、大昔の聖戦についての記述があった やっぱり人の心が憎しみで満ちた原因はゲオルギアスだった。が、聖者の力とはどこにあるのか? と、ヒルダがラジルダでこの石碑に書いてある紋章を見たと言い出し、一行はラジルダに向かって出発。 77 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2417 35 48 ID OUMy/JHA クレアが一人で出かけたことをマオから聞いたヴェイグは、クレアに注意する。 クレアは「…ヴェイクたちを洞窟の外で待っていただけです」と嘘をつく。 他にもクレアは、自分がヴェイグにプレゼントした石のペンダントのことを覚えてなかったり、 話しかけると、言葉に詰まり、しどろもどろになるなど様子がおかしい。だがヴェイグは 一年の氷付け→誘拐→しばらく意識不明ということもあり、追求する事はしなかった。 ラジルダ到着。クレアに話しかけてきた少女がいたがクレアは覚えてない様子。 少女も誘拐の被害者だった。カレギア城に囚われていた間、 クレアが「ヴェイグが助けに来てくれるから大丈夫」とずーっと励まし続けてくれたのだという。 「あなたがいてくれなかったら不安で押しつぶされていたわ」とクレアに感謝する少女。 「アガーテが誘拐なんてするから悪いんだ~!」と改めて憤慨するティトレイ。黙り込むクレア。 アガーテ女王はあの事件で行方不明になったのだが、カレギア国はそれをひた隠しにしている。 ラジルダは相変わらず種別対立をしており。ガジュマ住民にはユージーンが、 ヒューマ住人には、顔の割れていないマオとヒルダとクレアが聞き込みにあたった。 特にクレアの上品な言葉使いは、ヒューマの長にいたく気に入られ、やすやすと情報ゲット。 見事、近場の沼に『闇の力』の遺跡があることを突き止める。 「クレアは女王様みたいだったんだよー」というマオの報告を意外に思うヴェイグ。 ヴェイグ「どこでそんな言葉使いを覚えたんだ?」 クレア「・・・・ア、アガーテ様に教えてもらったのよ」 (もうバレバレではあると思うが一応補足。クレアの中の人はアガーテ女王) 78 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2417 37 42 ID OUMy/JHA 遺跡突入。そこでティトレイは白昼夢を見る。 姉のセレーネが、ガジュマを執拗に苛めている。止めに入り、ガジュマたちを助けるティトレイ。 助けてもらったガジュマは「覚えてろ!思い知らせてやる!」と捨て台詞を吐く。 愛する姉セレーネに「あなたは本当に差別したことないの?誰にだって差別の心はあるでしょう?」と 問いかけられ、ティトレイは自問自答を繰り返す(俺は本当に差別をしたことが無いと言いきれるのか?) 場面は変わって、ティトレイの家。先ほどのガジュマがセレーネを殺害して逃亡してしまう。 絶望や憎しみがティトレイの心に湧き上がる。 「ガジュマが憎いでしょう?」アニーの声が聞こえる。 「いいや!悪いのは姉を殺したヒトだ!ガジュマじゃない!」ティトレイは叫んだ。 悪夢が終わった。これはすべて闇の聖獣の試練だったのだ。 最後にティトレイは闇の聖獣の「信じるものはなんだ」との問いに 「ヒトはみな感情がある、そこに種族の差は無い」と言い切り無事合格。闇の力を手に入れる。 次の遺跡はピピスタにあると教えられ、ヴェイグたちはピピスタに向かう。 ヒルダがぽつりと「なんであんたなの?なぜ私じゃないの?」とティトレイにつぶやいた。 ユージーンが「聖獣の力が手に入っても、人の体が手に入るとは限らない」とさとすのだが ヒルダは「そんなの手に入ってみなきゃわからないじゃない!」と反論する。 ピピスタで次の遺跡を無事発見。 次の試練の対象はマオ。マオが見たものは6聖獣たちの談話。 ━━本当にゲオルギアスの言うとおりヒューマを滅ぼせば世界は救われるのか? ━━ヒューマは本当に危険なんだろうか?共存はできないのだろうか? ━━では、世界を見るために穢れ無き瞳を作りましょう マオは気づく。そうか僕に記憶がないのは無くしたのではなく この世界を見るため聖獣たちに作られた存在だったから。記憶なんて元から無かったんだ。 そして今までの旅で見てきた経験がさまざまと脳裏に蘇る。 ユージーンとの出会い、王の盾、憤り、旅、戦い、仲間、ヒューマ、ガジュマ、ハーフ、ヒト。 マオは「この世界を守るため力が欲しい」と言い、無事炎の力を手に入れる。 ここでヒルダが「私にも力を!」を聖獣に詰め寄る。 聖獣は次は雲海にそびえる塔を目指せと言って姿を消す。がっかりするヒルダ。 79 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2417 39 16 ID OUMy/JHA そのころ、ラジルダの海岸にアガーテが打ち上げられ、 数少ないまともなヒューマの青年に助けられ、かくまってもらっていた。 (アガーテは女王としてのお披露目がまだだったので、顔はそんなに知られていない) しかしヒューマ対ガジュマの対立が急激に悪化、暴動に発展。町中に怪我人があふれる。 アガーテは、怪我人を運び、薬草を使い介抱を始める(さすが中の人がクレアなだけある) 少し遅れてラジルダに戻ってきたヴェイグたちも、事態を収めるため奔走。 アガーテがいることにクレアだけが気づくが、クレアはアガーテに見つからないよう隠れ、やり過ごす。 そこにミルハウストが軍隊を引き連れ、ラジルダを制圧。ヒューマとガジュマの長を連行する。 住民の対立が起きないよう、ここを軍の監視下に置くことを決めると ミルハウストはあわただしくラジルダを出ていった。クレアは黙って見送った。 宿屋ではアガーテが怪我人の治療をしていたが、ヴェイグたちはまったく気づかず 雲海にそびえる塔に向けて出発してしまう。 だが、アガーテはヴェイグたちに気づき、後を追う。 キョグエンという裕福な街に着いた御一行。 塔の情報を得るため、街の富豪のもとを訪ねる。 富豪は情報を出す代わりに、自分が主催しているオークションの警備と クレアを接客に使わせることを条件を出す。 ヴェイグたちが客の出迎えと警備に当たっている頃、クレアは監禁されてしまう。 隣の部屋では、キョグエン付近で富豪の部下に拉致られたアガーテも閉じ込められていた。 オークションと言うのは人買いも兼ねており、富豪は上玉のクレアとアガーテを売り飛ばす気なのだ。 狼狽するクレアを、壁ごしにアガーテが励ます。クレアは、向こう側にいるのが、アガーテであることに気づく。 クレア「…あなたは強いんですね」 アガーテ「私は強くないわ。信じているだけ」 そこに、ヴェイグのペットのザピィがアガーテの部屋に飛び込んでくる。 アガーテはここにヴェイグが来ている事を確信。ヴェイグに「助けて」と手紙を書きザピィに託す。 ヴェイグは、クレアの字で書かれた手紙を読んで囚われた事を知り激怒。 クレアを助けるため富豪の家に突入する。いろいろあったが、クレアを無事に助け出す。 しかしアガーテは一足遅く売り飛ばされた後であった。 ヴェイグ「他に捕まってた女性はいないな?クレア」 クレア「……いません。私だけです」 81 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2417 41 43 ID OUMy/JHA ノルゼンと言う雪の村に移動した御一行。ここもヒューマ対ガジュマの抗争が勃発していた。 「種族争いなんぞけしからん!」と怒る頑固爺さんなど、まともな人が残っているので、暴動の心配はなさそうだ。 古の塔についての情報を探すと、村の青年が場所を教えてくれる。 ヴェイグたちは塔にのぼり、最上階に着いた。そこにいたのは王の盾・四星の一人、サレ。 サレはカレギア城で、いとも簡単にヴェイグにぶっ飛ばされたせいでプライドが傷つき、さらに狂った。 そしてヴェイグ達の心を傷つけ、倒し、復讐することを当面の目標にしてしまった。 この場所を教えてくれた村の青年もサレの変装。「ここならミルハウストに邪魔されずにお前らを倒せるからな」 サレはヴェイグたちと仲良くたわむれていた王の盾の下っ端、ドジッ子3人組「漆黒の翼」を改造して操り、 ヴェイグたちを襲わせ、自分はさっさと立ち去ってしまう。 戦いの後、自分を取り戻した漆黒の翼に、王の盾を抜けるよう説得するヴェイグたち。 ここは聖獣の塔ではなかった。3人を見送ったあと、うなだれる一行の前に、 遠くの平原に、雲の中までそびえ立つ塔のシルエットが見えた。雲海にそびえし塔・・・あれだー!!!! しかし塔に行くには船がないと無理なことがわかった。 船を借りる交渉をしようと、ノルゼンの港に行くと、軍が港を封鎖しており追い返されてしまう。 そこにアニーが仲間になるイベントで出合った、女医のキュリアと医師見習いのミーシャが現れる。 各地で暴動が発生しており、鎮圧するため出動した軍が2人に同行の要請をしたらしい。 軍の船を借りる事はできないか?と相談するヴェイグ一行。 宿屋で連絡待ちをしていると、ガジュマの兵士が尊敬するユージーンに挨拶がしたいと尋ねてきた。 そのガジュマの兵士は、ユージーンの元部下で、アニーの父バース殺害の現場にいたらしい。 アニーは「教えて!どうして父は殺されたの?」とガジュマ兵士に詰め寄る。 「父親?」兵士はバースの娘とユージーンが行動を共にしていることに驚く。 兵士「ユージーン隊長は悪くない。バース医師をかばっているんだ…ラドラス王を…」 しかしユージーンがそれ以上言わないよう兵士に口止めをしてしまう。 「父は立派な医者だった!ガジュマの言う事なんか信じない!」アニーは怒りまくり兵士を追い出してしまう。 100 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2421 27 07 ID OUMy/JHA そんな中、魔物が大挙して村に押し寄せ、勇敢に戦った兵士が大量に負傷する。 かけつけたヴェイグたちが魔物を撃退。その後みんな分散して怪我人を屋内に運び、手当てする事に。 キュリアは、医者の心得のあるアニーに、他の家に運ばれた患者を診て回ってくれと頼む。 「いい?アニー。命に色はないのよ!そこにいるのはヒューマでもガジュマでもなく、患者なの!」 アニーはしぶしぶ患者の元へ出向くが、その重傷患者は宿屋に尋ねてきたあのガジュマの兵士だった。 アニー「できない…ガジュマを助けるなんてできない……」 ユージーン「アニー、助けてやってくれ、頼む!」 しかしアニーが駄々をこねている合間にガジュマ兵士は絶命。アニーのその態度と兵士の死に涙を流すユージーン。 アニーは兵士の死でようやく自分が何をしでかしたかを認識。兵士を見殺しにした自分にショックを受ける。 アニーは走り出すと、雷のフォルスを持つヒルダを連れて戻り、電気ショックで兵士を蘇生させようと必死になる。 蘇生は成功。アニーは人が違ったように村中をかけずりまわり、すべての兵士たちの治療に精を出す。 アニーは生前父が言ったという「命に色はない」という言葉をやっと受け入れ、理解した。 そしてアニーの努力が認められ、軍が船を貸してくれる事になった。 しかし、アニーはガジュマに対する差別はやめたが、ユージーンにはやっぱり冷たいまま。 また、ユージーンもイライラしているのか様子がおかしくなってくる。 101 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2421 28 31 ID OUMy/JHA 古の塔に突入。次の試練の対象はアニー。アニーが見せられる白昼夢は、対ガジュマの記憶の数々。 父がユージーンに刺し殺される場面。ユージーンに奇襲をかけて返り討ちにあった思い出。 「近寄らないで!」「ガジュマなんか嫌いよ!」ガジュマの人々へ向けた自分の発した言葉。 ハーフの差別に苦しむヒルダの苦悩。いつも気遣ってくれるユージーンに対して冷たい態度を取り続ける自分。 ガジュマ兵士への治療。「命に色はない」という父の言葉。 アニーは自分が間違っている事に気づいていたのに、ガジュマを憎む事でその答えから逃げていた事を反省、 自分と向き合う事を決意する。 「種族争いを止めたい」未だにガジュマへのわだかまりが吹っ切れない自分をも認めた上で答えを出す。 聖獣は正直に自分の気持ちを答えたアニーに、風の力を分け与えた。 そして最後に父バースの殺害の真相をアニーに見せる。 ユージーン「国王はどうして亡くなったのだ?病気の原因はなんだ?答えろバース」 バース「気づいているんだろう?お前の予想通り、国王に毒をもったのは私だ」 ユージーン「バース!…なぜだ!」 バース「死ね!ユージーン」 ナイフを持って襲い掛かったのはドクター・バースだった。しかしもみ合ううちにナイフはバースの胸に突き刺さった。 呆然とバースの亡骸を見下ろすユージーンを、発見した兵士たちが取り囲む。 ユージーンは抵抗もせず連行され、軍を追放されて地位のすべてを失った。 アニーは真実を知った。塔から出たアニーは涙を流しユージーンに抱きつき、謝った。 「俺の知っているバースはあんな事をする男じゃない。何か理由があるはずだ。一緒に真実を探し出そう」 ユージーンの言葉にうなずくアニー。ユージーンとアニーのわだかまりはここで消えた。 次の聖獣の場所へ向かおうとする御一行。しかしマオに聖獣が乗り移り、 緊急メッセージをヴェイグに伝えてきた。 「ベルサスへ急げ!大切なものが失われる!」 急遽予定を変更、ベルサスに向かうヴェイグたち。 102 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2421 31 07 ID OUMy/JHA ベルサスでは、売り飛ばされたアガーテがこの街の権力者の家に連れられてきていた。 権力者スカラベの娘はアガーテに誘拐されており、娘は帰ってきたもののあれ以来元気がない。 そこで女王にそっくりのガジュマを買取り、娘のメイドとしてこき使い、気を晴らそうとしたのだ。 スカラベの娘とは、カレギア城を抜け出し、ヴェイグたちに助けられた少女スージー。 スージーは女王にそっくりなガジュマの出現に驚くが、「女王の顔はもう見たくないの」と打ち明け 「父に見つからないようここから逃げなさい」と、屋敷からアガーテを逃がす。 アガーテは、ベルサスの街をさまよう。どこへ行ってもガジュマは近寄るな!と追い返された。 ベルサスはヒューマが実権を握っており、ガジュマは迫害され、スラムに追いやられてしまっていた。 ガジュマのスラムに入ったアガーテは、迫害され疲労した住民に女王だということを見抜かれ 「助けてください」と懇願される。この状況を見過ごす事はできない。アガーテの姿ならできることがあるはず…。 アガーテは、権力者スカラベの屋敷に再度戻り、ガジュマ差別をやめるよう説得する。 ヴェイグたちもベルサスに到着。ベルサスのガジュマ差別に嫌悪感を抱きまくる。 スージーがヴェイグたちに挨拶に来て、ユージーンに対する父親の非礼を謝る。 そしてクレアを紹介され「あなたも怖い思いをしたのね、あんなことするなんて酷い女王様よね」 と声をかける。まったく返事ができないクレア。 クレアはヴェイグから、女王が行方不明になりミルハウストが泣いていたこと、 おそらく今は必死で女王の行方を捜しているのではないか、ということを聞く。 「嘘よ…私のことなんて…。あなたとは違いすぎるって言ったのに…」 クレアはミルハウストに思いをはせる。 103 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2421 33 40 ID OUMy/JHA アガーテがこの街に来ており、ヒューマとガジュマの和平宣言を行うという情報を聞き、 広場に行くと、ギロチンが用意され、アガーテが連行されてきた。 権力者スカラベは叫んだ。「ガジュマが女王なんてこの国はおかしい!ヒューマがこの国の実権を握るべきだ! アガーテは我が娘を誘拐した!そんな女王はいらない!ここで処刑する!」ヒューマの住人は歓声を上げた。 「和平を結ぶって言ったじゃないか!」ガジュマの住人が抗議の声を上げた。 アガーテがギロチン台に立たされた。最後に何か言ってもいいぞとスカラベがニヤニヤして命令した。 アガーテは前に出ると毅然とした態度で話し出した。 「皆さん、見掛けは違っても、ガジュマもヒューマも同じヒトです……」 それは立派な演説だった。その言葉に胸を打たれた人々が口をつぐみ、広間は水を打ったように静まり返った。 「私の知っている村では、近所のおばさんがピーチパイを作ります。それをみんなが美味しいねって喜んで食べます。 その美味しいと思う気持ちに、ヒューマもガジュマも関係ありません。心に種族はないんです。 みなさんもピーチパイを食べる時のことを思い出してください。美味しいと感じる心に…種族はありますか?」 ヴェイグは、気づいた。ギロチンの横にいるアガーテこそクレアだと。 ヴェイグたちは、アガーテの姿をしたクレアを助け出すため、群集に突入していった。 アガーテは、自分の姿をしたクレアの言葉に胸を打たれ、ただ立ち尽くすのみだった。 ミルハウスト率いる王国軍もアガーテ登場の噂を聞きつけ街に到着。民衆の制圧に取り掛かった。 あわてたスカラベは、アガーテ女王の首を落とすべく、ギロチンの紐を切り落とした。 ヴェイグは、氷のフォルスで落ちてくる刃を凍りつかせ、救出する。 以前はクレアを散々な目にあわせたフォルスで今度はちゃんと救ったのだ。 「私信じてた。ヴェイグならどんな姿をしてたって私に気づいてくれるって…」 「クレア…」 注・ここからクレア姿のアガーテは『アガーテ』、アガーテ姿のクレアは『クレア』と書いていきます。 104 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2421 35 31 ID OUMy/JHA 街も落ち着いたあと、ミルハウストとヴェイグたちがクレアの姿をしたアガーテを取り囲んだ。 ミルハウスト「あなたがアガーテ女王?なぜこんなことを…」 アガーテ「私……私は…あなたのために…」 ヴェイグ「それよりクレアに体を返してくれ、それが先だ」 アガーテ「…ごめんなさい…ごめんなさい!」 アガーテは、その場から走り去ってしまう。追いかけるミルハウスト。 ヴェイグたちも追いかけようとしたが、またマオに聖獣が乗り移り、 「君たちは先に聖獣の力を手に入れるべきだ。大切なものは守れただろう?」とヴェイグに問いかける。 ヴェイグは渋々、クレアの体の行方についてはミルハウストに任せる事にして聖獣探しを再開する。 次の聖獣の居場所は簡単に見つかり、遺跡に入って行く御一行。 ここの試練の対象はヴェイグ。見せられた白昼夢はアガーテとクレアの乱舞だった。 アガーテの姿をしたクレアが問う「私は誰?」「私はアガーテ」 クレアの姿をしたアガーテが言う「私がクレアよ」「だって体がクレアだもの」 2人が交互に現れては、混乱する言葉を吐いていく。 白昼夢は、一人だけに見せられるもので、一緒にいる仲間は 何が起こってるのかさっぱりわからない。他の仲間はみな表に出さず乗り越えたのに ヴェイグはみなの前で「お前はクレアじゃない!」と絶叫しまくり その度、現実に戻ってはクレアに「ごめん…」と謝る事になった。 聖獣からのお前の隣にいるのは誰だ?という問いかけに、 ヴェイグは「クレアだ」ときっぱり答え、無事試練に合格。 水の聖獣の力を得る。その水の聖獣は空を飛ぶために今後同行してくれるという。 この遺跡のある町では、ガジュマとヒューマの禁断の恋愛をしている住民がいた。この2人から 「ハーフが暮らしている村があると聞いた、そこなら私たちも暮らせるのではないか」と相談される。 ところがヒルダが「あんたたちみたいなのがいると迷惑なのよ!」とブチ切れ、追い払ってしまう。 ティトレイは、ヒルダに好意を持ち始めたらしい。シスコンなので年上にめっぽう弱いようだ。 マオは、ヒューマでもガジュマでもハーフでもない自分の存在に、一人で思い悩んでいた。 クレアは、みんなとわきあいあい楽しく過ごしている。しかし戦闘に加われない非力な自分を 少し気にしているようだ。 105 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2421 36 58 ID OUMy/JHA 水の聖獣が言うには、次はようやく待ちに待ったヒルダの番で、 ヒルダの出生にヒントが隠されているらしい。 ヒルダはハーフのせいか両親に捨てられており、手がかりといえば ずっと大切に持っている珍しいタロットだけ。 同じタロットを持つという占い師の噂を聞き、人里はなれた村に出向く御一行。 この村は驚く事に、ヒューマとガジュマの異種別結婚をして故郷を追われた人々が暮らす村であった。 一行は占い師に会いに行く。ガジュマの占い師ナイラはヒルダの母であった。 ヒルダに抱きつき、嬉し涙を流すナイラだったが、突如ヒルダに向かって「この村から出て行け」と叫ぶ。 ヒルダは落ち込み、もう一度会いに行こうと説得する仲間に「行かない!」とヒステリーを起こす。 そこに王の盾・四星の一人、トーマが現れ、ヒルダたちに襲い掛かった。 ナイラが飛び出してきて「私の娘にもう二度と手を出すな!」とヒルダをかばい、死んでしまう。 トーマは「父親もヒルダかばって死んで、次は母親かよ」と笑い、姿を消す。 村人から詳しい話を聞くと、 トーマに赤ん坊のヒルダは誘拐された。ナイラはヒルダを探し世界を放浪、この村に流れ着いた。 そして、いつか成長したヒルダがこの村の噂を聞きつけ来てくれることをずっと待ち望んでいたのだという。 「じゃあなぜ私を拒んだの?」泣き崩れるヒルダ。答えは簡単に見つかった。 ナイラは「角二本のタロット現れた時、自分の命がついえる」という予知をしており、 これがヒルダのことを指すと気づいたナイラは、母の死を娘に見せたくない一心でヒルダを遠ざけようとしたのだ。 ナイラの遺品と手紙を受け取り涙を流すヒルダ。手紙にはヒルダへのあふれんばかりの愛が綴られていた。 ナイラの遺品の紫水晶は、次の遺跡を開く鍵だということがわかり 傷心のヒルダを含めた一行は、遺跡に旅立つ。 ヒルダの試練は、それまでのヒルダの人生のフラッシュバック。 生まれたばかりのヒルダを抱き、幸せそうに笑う両親。 ハーフはたいてい成長できずに死んでしまう。ヒルダも死にかけ、助けてもらおうと聖獣のもとを訪れる両親。 だが、遺跡の中には魔物がいる。父親のアムジルは二人をかばい身を投げ出し死亡する。 ヒルダは聖獣に助けてもらったものの、ハーフ狩りをしていたトーマが現れ、ナイラからヒルダを奪う…。 ヒルダは迫害されて育ち、トーマの暗殺部隊の手ごまとして成長する。 「ハーフなんかに好かれるのは迷惑なんだよ。そんな目で見るなよ!」片思いの相手に罵倒されるヒルダ。 同じ境遇のハーフのミリッツァが言う「ハーフに居場所なんてないのよ」 己の運命に絶望し角を折るヒルダ。トーマに見捨てられ、ヴェイグたちと共に旅をし、母と再会する… 聖獣は「純粋なヒトの体が欲しければ与えてやってもいい」とヒルダに告げる。 しかしヒルダは断った「両親が与えてくれたこの体が私の誇り。今は角を折った事も後悔しているの」 ヒルダは光の力を手に入れた。 106 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2421 38 40 ID OUMy/JHA 残りはユージーンだけ。最後の聖獣がいるという幻の島を探しに御一行は旅立つ。 幻の島というのはサニイタウンのことだった。町の中ではすでに聖獣が待っていた。 光の中に入っていったユージーン。 ユージーンの試練は、ヒューマへの憎しみや猜疑心が渦巻く己の心に立ち向かうことだった。 やすやすとユージーンは試練を乗り越える。 ユージーンは言った「ヒトをつなぐものは種族ではない、絆だ」そして地の力を手に入れる。 実は、ユージーンは、精神安定の秘薬の効果は薄く、ずっとヒューマへの憎しみに囚われていたという。 それを押さえ、今まで旅を続けてきたのだ。 ユージーンの精神力の強さに改めて脱帽し、尊敬のまなざしを送るヴェイグたち。 そして聖獣から大昔、何がおこったのかを聞く。 その昔、文明を発達させたヒューマがガジュマを支配しようと戦争を起こしたという。 それに怒った聖獣の王ゲオルギアスはヒューマを滅ぼす事を決意。 他の聖獣はゲオルギアスに反対し対立。聖獣は力を合わせ聖獣王ゲオルギアスを倒した。 地上ではヒューマがガジュマを支配することなく、戦争も終結。 そして長い年月がたち、アガーテの一件でゲオルギアスの思念が満ちたのが現在の状況である、と。 ついにすべての聖獣の力が集まった。 ヴェイグたちは聖獣の力をあわせて、ゲオルギアスの思念を浄化した。 世界を光が覆い思念が消えた。胸をなでおろして町に戻るヴェイグたち。 だが町にガジュマ兵が押しかけヒューマ住民を理由も無く拘束してしまう。 人々も、前よりさらに憎しみ合っている様子。 聖獣があわててヴェイグたちに状況を知らせてきた。 ゲオルギアスの思念は確かに浄化されたが、 思念によって倍増した怒りや憎しみなどの『負の感情』が、かわりに世界中を覆い尽くそうとしている。 そして、それに感化されたヒトたちが憎しみに任せ、紛争を引き起こし始めたと。 107 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2421 40 22 ID OUMy/JHA 第三部 ヴェイグたちはあちこちの町や村の紛争を止めるため世界中を駆けずり回る。 砂漠の村では、ガジュマがヒューマの老人の家を乗っ取り、砂漠に追い出した。 老人たちは行き場も無く、魔物の出るオアシスに身を寄せていた。 いくら気に入らないとは言っても、今までは老人を砂漠に追い出すなどの 非道なふるまいは人々はしてこなかった。 これが負の感情の仕業なのか?ヴェイグたちは行く末を案じる。 ヴェイグたちは老人を助けて、村に連れて帰る。ところが今度は村が魔物に襲われていた。 ヴェイグたちは魔物を一掃。ガジュマもヒューマも協力し、一緒に魔物に立ち向かった。 住民たちは反省し、みんなで暮らすことを約束する。わだかまりは完全には消えていないのだが、 ここから先は住民同士で解決するべきだとヴェイグたちは判断して、次の町へ向かう。 ここらへんでマオは自分が聖獣に作られた存在であることをカミングアウトする。 ティトレイ「でも、マオはマオ、だろ?」 ヒルダ「…あんたはヒトよ。マオ。私たちと同じ、ヒト」 ヴェイグはというと、心がクレアであることが一番大切なのだと頭ではわかっていても アガーテの姿のクレアにどうしても馴染めない。 クレアもそんなヴェイグに気づいていた。 108 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2421 42 01 ID OUMy/JHA アガーテサイド 行方不明になっていたアガーテだったが、一人で旅を続けてカレギア城にたどり着く。 サレが近寄ってきてアガーテを入れてやれと門番に命じ、アガーテは城内に入ることができた。 「祭儀場で面白いことが起こってるよ~?w」サレの態度を不審に思いながら アガーテは一番の家臣であったジルバを探すことにした。 彼女なら私が入れ替わるまでの手助けをしてくれたんだもの、力になってくれるはず! そして目当てのジルバは祭儀場で見つかった。なんとガジュマ市民やガジュマ兵を集め ヒューマを殲滅するための戦争をしかけると高らかに宣言をしていたのだ。 「ヒューマは滅ぼさなければならない!いまこそ我らガジュマが世界を征服する時だ!!」 人が変わってしまったジルバを信じられない思いで見つめるアガーテ。 「ヒューマが紛れ込んでるぞ!」見つかったアガーテは逃げる事しかできなかった。 門まで逃げてきたアガーテに、サレが近づく「見た?面白かったでしょ?」 「・・・何が起こってるの?」 「さあ?でもそれを知って何ができるっていうんだ?今のアンタは無一文のヒューマの小娘。 誰もあんたが女王だって気づかない。大好きなミルハウストにも気づいてもらえなかったくせにw でもそれを望んだのは自分でしょう?ねえ、アガーテ様」サレは高らかに笑うと城内へ消えていった。 アガーテはしばらくうつむき、顔を上げると門を出て行った。 城下街に出たその瞬間、世界を光が覆った「ヴェイグたち…浄化に成功したのね」 城下街で、子どもを連れたガジュマの女性がうずくまり苦しんでるのに気づいてアガーテは声をかけた。 「ヒューマなんかに助けられたくない!」とは突っぱねられたものの アガーテは商店に急ぎ、ヒューマの店主に薬を売ってくれるように頼む。 しかしヒューマ住民が追いかけてきて「その女に薬を売るな!ガジュマに飲ませる気だ」と店主にちくる。 店主は「ガジュマに飲ませる薬はねえよ」と言ってアガーテを追い払う。 それでもしつこく頼み込み、アガーテはなんとか薬を入手。 ガジュマの女性の元に戻り、薬を渡すが「何よこれ、胡椒じゃないの!」と胡椒の入った袋を投げつけられる。 おろおろするアガーテ。見かねたヒューマの子どもが、家から薬を持ってきてくれる。 ガジュマの女性は薬を飲み、容態が治まったとたん立ち上がって去ろうとした。 「待って!せめてこの子にお礼を…」 「ふん!ヒューマなんかに助けてほしくないって言ったでしょう?」 「どうしてそんなことを…私たちは同じヒトでしょう?」 「ガジュマとヒューマは違う!一緒にしないで!」 言い争いになりかけたその時、ガジュマ女性の娘が、薬を持ってきてくれた少年に話しかけた。 「お母さんを助けてくれてありがとう、嬉しかった」 「ううん。僕もお母さんが苦しんでたら悲しいもの。当然だよ」 ガジュマ女性とアガーテは、その言葉を聞いて黙り込む。 109 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2421 43 45 ID OUMy/JHA ヴェイグサイド ヴェイグたちは聖獣信仰のある遺跡の町(水の力を手に入れた街)に戻った。 この町でも対立が悪化。ヒューマはガジュマを崖下の港に追いやり、上がってこれないよう リフトを止めてしまっていた。ここには禁断の恋愛をしているあのカップルがいる。 ガジュマの少女は「駆け落ちをする約束をしたばかりなのに」と涙を流し、ヒューマの恋人の身を案じていた。 ヒルダは「私たちがなんとかするから、あなたはここで彼を待ちなさい」と優しく慰める。 そしてヴェイグたちの活躍で、ガジュマとヒューマは元通りの生活に戻ることができた。 ヒルダは、例のカップルを見つけると、 「できればこのまま町にいて、あなたたちが道を開いて行って欲しい。私の両親のように」と願いを託す。 アガーテサイド アガーテはティトレイの故郷、ペトナジャンカに来ていた。 ヒューマに町を追い出されたガジュマたちが、この町の工場で職を得ていたが ガジュマにだけ力仕事を押し付けられると不満をため、立てこもりストを起こしていた。 アガーテは工場に入ると、機材を勝手に動かしまくり、機械を暴走させる。 ガジュマたちは部屋から出てきて、ヒューマたちと協力しながら機械を止めるため奔走した。 怒られるアガーテだったが、しどろもどろになりながらも 「ヒューマとガジュマは力をあわせて暮らすべきです」と自分の思いを必死になって伝える。 そしてヒューマとガジュマの話し合いが行われることが決定。一件落着する。 ティトレイの姉、セレーネはアガーテに礼を言う。 「ありがとう。さすがはクレアね。いつも他人のことに一生懸命になって」 アガーテはクレアという女性の偉大さに気づいた。 そして同時に女王としても目覚めはじめた 110 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2421 46 14 ID OUMy/JHA ヴェイグサイド ヴェイグたちはガジュマだけで暮らす町、ピピスタを見に行った。 そこではガジュマで階級を作り、お互いを見かけで差別するという愚考に走っていた。 (角があるのは特等民、羽があるのは優秀民、全部ないのは二級民。ヒューマの呼び名は劣等民) ガジュマ同士で差別が平然と行われ、思いつめた子どもが家出したり、自分の翼を切ろうとする事態まで発展。 いつもは寡黙なヴェイグが珍しく声を荒げ、ピピスタの長に詰め寄った 「ヒューマがいると、どうしても種族間の争いが起こるからガジュマだけで暮らしているとあんたは言った。 だが、これはなんだ?同じガジュマで階級を作り、壁を作って、ガジュマ同士で憎みあう! 姿の違いなんて問題ではないだろう!相手の姿によって態度を変えるなんてことはしてはいけないんだ!」 ピピスタの住民はヴェイグの言葉にしゅんとして黙りこくった。 ヴェイグたちはピピスタを出た。 思念が消え、まともになった人もたくさんいるのだが、 負の感情に囚われ、憎しみを増大させる人々のほうが圧倒的に多かった。 そして憎しみは憎しみを呼び、負の感情はさらに膨れ上がっていく。 クレアはヴェイグをじっと見つめていた。 「ヴェイグ?何か悩みがあるなら言ってね」 「大丈夫だ、大丈夫だよクレア……」 しかしクレアの心配は的中していた。ヴェイグの心は…… アガーテサイド アガーテは、女医キュリアと少年ミーシャの暮らす港町に来ていた。 港でミーシャが、ガジュマとヒューマの争いをやめさせようと必死で仲介に入っていた。 突き飛ばされたミーシャを、アガーテはかばう。「子どもを突き飛ばすなんて…」 アガーテはつかつかと中央に進み出ると、毅然と言い放った。 「あなたたちは種族の争いの前に、ヒトとしての行動を見つめなおしなさい!」 111 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2421 48 16 ID OUMy/JHA ヴェイグサイド その次の日、ヴェイグたちがその港町にたどり着く。 前日にアガーテにあれだけ怒られたのに、住民は相変わらず対立。 そこにガジュマ兵がヒューマを制圧しにやってきて、やっと事態が収まる。 女医キュリアは、クレアとアガーテの入れ替わりについて説明を受け、卒倒しそうになる。 キュリアは、ヴェイグの手が手袋の中で凍り付いていることに気づき、ヴェイグを呼び出す。 俺じゃなくて先にクレアを治してくれと、突っぱねるヴェイグ。 そこにミーシャがこの町で昨日『クレア姿のアガーテ』を見たとヴェイグに告げる。 ヴェイグは部屋を飛び出し、町中を探し回る。が、すでに彼女は町を出て行ってしまったらしい。 そこにクレアを見かけたガジュマ兵が集まってきた。 「おい、アガーテ様じゃないか?」「まさか」「アガーテ様に似てるよなぁ」 ヴェイグはその言葉に反応した「アガーテじゃない!…ここにいるのはクレアだ!」 ヒューマへの憎しみを隠そうともしないガジュマ兵たちは それを言えばヴェイグが、気を悪くするという事に気づき、はやしたてた。 「アガーテ様にそっくりだ!」「アガーテ様!」「アガーテ様!ばんざーい!」 「やめろ!これはクレアだ!クレアなんだ!」ヴェイグの体が青く光りだした。 ヴェイグの氷のフォルスが完全に暴走したのだ。 ユージーンたちが、ヴェイグの暴走を止めるため、飛び掛ってくるが、 戦闘能力が高いヴェイグは、全員ぶっ飛ばしたあとに、ようやく力を使い果たし気絶する。 クレアはヴェイグにつきっきりで看病。 夢の中で、完全なクレアが「私のせいなのね。ごめんねヴェイグ。私がいるから…」と謝ってきた。 目覚めると、クレアは消えていた。 北へ向かったという情報を頼りに、ヴェイグはクレアを一人で追いかけ、町を出て行った。 橋のたもとでミルハウスト将軍がヴェイグを待っていた。 ミルハウスト「クレアさんは私があずかった。彼女の方から助けてくれと言ってきた」 ヴェイグ「嘘だ!クレアを返せ!」 ミルハウスト「なぜ、彼女がお前のもとを去ったか、よく考えてみるがいい」 ヴェイグはミルハウストに挑みかかるが、簡単に叩きのめされる。 112 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2421 50 03 ID OUMy/JHA ヴェイグ&アガーテ 港町でヴェイグは目を覚ました。そして、そこに『クレアの姿』があった。 「クレア!」 「…いいえ。私はアガーテです」 アガーテは橋で倒れているヴェイグを見つけ、ユージーンたちに知らせに来てくれたのだと言う。 「アガーテ、クレアはミルハウストのもとにいる。体を元に戻してくれ」 しかし、アガーテは首を振った。あれ以来、月のフォルスの力が使えなくなってしまったのだ。 フォルスは心の力なので、体が変わっても使えるはずなのだが、何度試しても出てこないだという。 ヴェイグはそれでもいいから一緒に来い、代わりにクレアを返してもらうんだ!と、アガーテに詰め寄る。 「クレアさんは自分から出て行ったそうですし、わたくしが行ったところで帰ってくるかどうか…」 「黙れ!クレアは帰ってくる!元はといえばお前がクレアをさらったから…!!!」 それまで黙って見ていた仲間たちだったが、ティトレイが止めに入ってきた。 ティトレイは2人きりで話がしたいとヴェイグを海岸に連れて行き、いきなり殴った。 「お前がそんなだからクレアちゃんは出て行ったんだ!」「俺のせいだっていうのか?」 「ああ、そうだよ!お前が何も言わないから悪いんだ!」「お前に俺の気持ちがわかるもんか!」 「だからそれを言えって言ってるだろ?言わなきゃ伝わらない事だってあるんだよ!俺たち仲間だろ!?…言えよ!」 夕日をバックに海岸で殴りあう2人w ヴェイグはティトレイをダウンさせる。仲間たちもぞろぞろ集まってきた。 そして初めてヴェイグは自分の気持ちを素直に口に出した。 「ベルサスでクレアを助け出した時は、アガーテの姿でもクレアに見えた。平気だと思った。 でもそのうち、クレアがクレアらしい行動を取るたび、アガーテの姿が邪魔だと思うようになり、 クレアを見るのも辛くなってきたんだ…。俺がクレアを追い詰めたんだ。俺のせいだ」 泣き出すヴェイグ。 落ち着いたヴェイグは、すぐ近くにある故郷に帰りたい、クレアの両親に会って話がしたい、と 仲間たちに告げる。快く了解する仲間たち。 アガーテ陛下も一緒に行きませんか?と、ユージーンが声をかける。 驚くアガーテ「いいのですか?」ヴェイグが答える「ああ一緒に行こう」 一方、クレアはミルハウストに連れられ、女王としてカレギア城に帰ることとなった。 クレアは入れ替わった事を悟られないよう、女王陛下として振舞うよう ミルハウストに指示される。 113 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2421 52 20 ID OUMy/JHA ヴェイグの故郷スールズ村に戻った御一行。ここでアガーテが提案する。 クレアの両親に体が入れ替わったことは心配をかけるだけだから言わない方がいい、 自分はクレアとして振舞ったほうがいいのではないか?と。 ヴェイグも、それに同意。アガーテはクレアとして行動することになった。 実家に戻ってきたヴェイグは旅の報告と素直な今の気持ちを、クレアの両親に打ち明ける。 ヒューマとガジュマの対立によって、それまで考えもしなかった種族というものを意識するようになってしまった事。 一旦意識してしまうと、どうしても相手の姿を気にしてしまうようになった事。 クレアの両親は「大切なのは姿じゃない。心だよ。種族でもない、心だ」とヴェイグに答える。 そしてヴェイグはポプラおばさんの家へ。 この村の人々は、思念が消えて善良なヒトに戻ってはいるのだが、未だに関係はギクシャクしている。 中でもポプラおばさんは自分の犯した行動にショックを受け、引きこもってしまっていた。 ドア越しにヴェイグはポプラおばさんを励ます。「元気になったら、またパイを一緒に食べよう」 そしてポプラおばさんはピーチパイを焼いてヴェイグ達を訪ねてきた。 ヴェイグとアガーテは村中を周り、「ピーチパイを食べよう」と村人たちを呼び集めた。 ギクシャクしていた村人たちも、パイを食べて打ち解けはじめ、村は元の姿に戻った。 『ピーチパイを食べる時のことを思い出してください。美味しいと感じる心に…種族はありますか?』 クレアがギロチン台の上で言った言葉の意味を、アガーテは身をもって体験した。 「心に種族はない…こういうことだったのですね」 アガーテは、クレアという女性の強さに感服していること、 世界を見てまわり、いかに自分が狭い世界でしか物事を見ていなかったのか思い知らされたこと、 そして自分の犯した罪の大きさを今頃になって実感、とても恥じているのだ、とヴェイグに伝える。 ヴェイグは、アガーテの事はとても憎くて許せなかったけれど、今のアガーテなら国を任せたいとさえ思う、 終わった事を振り返っても仕方がない、これからのことを考えよう、とアガーテに答える。 2人は、世界の事も、クレアの体の事も、すべてが元通りになるよう頑張ろう、と誓い合う。 迷いを吹っ切ったヴェイグは、再度旅立つ事を決意する。 見送りに来たクレアの両親は「お前のことは本当の子どもだと思っている。クレアのこともいつかちゃんと話して欲しい」 と告げる。クレアが別人だという事に、両親は最初から気づいていたのだ。 ヴェイグは答えた「わかった。行って来るよ。……父さん、母さん」(これまではおじさん、おばさんと呼んでいた) 114 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2421 53 44 ID OUMy/JHA 最終章 村を出たとたん、地響きが鳴り響き、ラジルダが陥没、海に飲み込まれてしまう。 地の聖獣に何が起こったのが聞きに行くヴェイグたち。聖獣が言うには、 住民の対立が一番酷かったラジルダは、負の感情が高まりすぎて飲み込まれてしまった。 これから先、さらに消滅する町や村が増えるだろう。 解決法はただひとつ、世界を動かす事ができる聖獣王ゲオルギアスを復活させる事。 しかしゲオルギアスはヒューマ殲滅の野望を捨てていないかもしれない。 ヴェイグは決断する。 「俺たちはヒューマにガジュマにハーフ、そして聖獣に作られた命、体が入れ替わった女王、 様々な命の集まりだ!でもしっかりと共存している。俺たちでゲオルギアスを説得して世界を救う!」 聖獣王の眠る場所は王族の管理する聖所、獣王山にあるという。 アガーテの案内で、一行は獣王山に入った。 しかし、ヴェイグたちの動きに気づいた王の盾・四星が全員揃って入り口をふさいでいた。 アガーテが女王として道を明けるよう命令するのだが、四星は実権を握っているジルバの命令が最重要だと宣言。 アガーテを無視して襲い掛かってくる。なんとか倒すヴェイグたち。 ワルトゥに向かって、なぜジルバの肩を持つのか問うユージーン。 ワルトゥは、バース殺害の汚名を晴らさずに、簡単に王の盾を抜けたユージーンが許せなかったのだと言う。 ユージーン「俺は世界を正しい方向に持っていくために動いていた。今からでもいい。俺に協力してくれ。ワルトゥ」 ワルトゥ「…わかった。協力しよう」 ミリッツァ「裏切り者!」 力を振り絞ってワルトゥにつかみかかったミリッツァを、ヒルダが体を張って止めた。 「ハーフだからといって全てをあきらめなくても居場所は見つかる、王の盾に縛られる必要はないの! 私は自分の居場所を見つけた、ミリッツァにも必ず見つかるはずよ!」と必死に説得する。 「ミリッツァという言葉は古代カレギア語で、愛、という意味よ。あなたが生まれてきた意味はここにもあるわ」 ヒルダの言葉を聞いてミリッツァは膝を突く。そしてワルトゥに連れられ、立ち去った。 115 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2421 59 18 ID OUMy/JHA 意識を取り戻したサレが、ヒトの心の強さを説いたヴェイグとアガーテの言葉に反論する。 「ヒトの心が強いだなんて俺は信じない!そんなものがなんだって言うんだ!」 ヴェイグたちはサレを無視して聖所に入っていった。 「俺にとどめを刺していけ!!俺を殺せー!!!!」 叫ぶサレの体を剣が貫いた。トーマが背後に立っていた。 「悪いな。ジルバ様から、ヒューマのお前を殺すように命令されてたんだ」 「…そんなの前から気づいてたよ。でも、そう物事はうまく進まないよ」 サレはいつの間にか手にした剣で、トーマの腹を貫いた。 トーマが絶命したのを見届けてから、サレも崩れ落ち、死んだ。 聖所を進んでいく一行の前に、ミルハウストがクレアを連れて現れる。 一対一のガチンコ対決をして見事打ち勝つヴェイグ。 ミルハウストは迷いを捨てたヴェイグの成長ぶりに驚き、賞賛する。 ヴェイグはクレアに謝る。クレアも勝手に出て行ったことを謝る。 アガーテとクレアはミルハウストに預け、ゲオルギアスのいる間に突入していくヴェイグたち。 そこに、アガーテ一番の家臣ジルバが登場。 ジルバの能力はアガーテと同じ月のフォルス。その能力でバースの体を乗っ取り、 ラドラス国王に毒を盛った。しかしユージーンが気づいたため、ナイフで殺そうとしたが失敗。 ジルバはバース殺害の濡れ衣を着せ、ユージーンを追放。 そして跡を継いだアガーテ女王に、ヒューマになるにはゲオルギアスを復活させることと吹き込み、 儀式をおこなわせた。アガーテ行方不明後は、カレギア国の実権を握り、各地でガジュマ兵を使ってヒューマを制圧。 ガジュマ帝国建設に向けての計画を着々と進行させていた。 「あとはお前たちを倒し、ゲオルギアスの力を手に入れ、ヒューマを殲滅するだけだ!」ジルバは宣言した。 おまけに、ヒューマやユージーン、ひいてはバースのことまで汚い言葉で罵倒しまくり、 サレなんか足元に及ばないほどの極悪非道っぷりを見せ付ける。 怒りに燃えるヴェイグたちは戦いを挑み、ジルバを倒す。 116 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2422 00 20 ID OUMy/JHA ヴェイグたちはゲオルギアスを復活させる。 ヴェイグたちの言葉に耳を傾けるゲオルギアスだったが、世界を救うにはもう遅いと言い出す。 ゲオルギアスのものだと思っていた思念は、あれは『ユリス』という憎しみから生まれる怪物のもの。 ゲオルギアスはユリスを抑える役割をしていたのだが、ユリスの思念がアガーテの儀式でもれて世界に広がった。 そして負の感情を食らいつくしたユリスは、ゲオルギアスも適わないほど強大な力を持ってしまった。 こんなことになるなら、大昔の大戦の時にヒューマを滅ぼしておくべきだった… 絶望的な現実をヴェイグたちに突きつけるゲオルギアス。 と、その時、獣王山を黒い闇が包む。ゲオルギアスの言う『ユリス』が領域を持ってしまったのだ。 ゲオルギアスは、実体を持ったユリスに襲い掛かった。 しかし、ユリスはその強大な力で、ゲオルギアスを簡単に叩き落としてしまう。 ゲオルギアスは言う。 「見ただろう。私でもユリスに勝つのは無理なのだ。世界は滅ぶ。あきらめろ」 ヴェイグ「ゲオルギアス!それでも俺たちはユリスを倒す!」 ティトレイ「やってみきゃわかんないだろ?」 アニー「ヒトの心は強いんです!ヒトは諦めないんです!」 ヴェイグたちは外へ飛び出していった。 ユージーンは、アガーテの父、故ラドラス王のことを思い出す。 なぜラドラス王は、月のフォルスを開放して死んだのか?ずっと謎だった。 ラドラスの落日の前は、フォルスはガジュマとハーフ、しかもその中の極少数だけが持つ能力だった。 それを自分の命を投げ出してまで、民にフォルス能力を開花させたのは何故だ? 制御できず暴走する人や、被害が出る事もわかっていたはずなのに… ラドラス王はジルバの陰謀に気づき、自分の死期が近い事を察したのではないか。 そしてジルバと王の盾を打ち砕くヒトたちの出現を願い、戦うための力を民に与えたのではないか。 ヒューマとガジュマが共存する未来を願って…。 今となっては真実を確かめる術はないが、それ以外の答えは出ないだろうとユージーンは思った。 117 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2422 01 27 ID OUMy/JHA ヴェイグたちはユリスの領域に突入した。 その中は負の感情が満ち、ヴェイグたちは進むだけで、力を使い果たし苦しむ事となる。 一同は決して今まで言わなかった弱音を口にするまで衰弱。 しかしそれでも力を振り絞り、進んでいった。 ユリスの出現により、世界は混乱に陥っていた。魔物が街中にあふれ、逃げ惑う人々。 「ガジュマを魔物に差し出しておとりに使え!」「ヒューマよりも先にガジュマを助けるべきだ!」 人々は、この期に及んでも、自分たちの種族だけ助かればいいという種族争いを繰り広げていた。 そんな中、ヴェイグたちやアガーテに助けられた沢山のヒトたちが立ち上がった。 「いい加減にしろ!魔物はヒューマやガジュマを区別しない!協力して一緒に立ち向かうんだ!」 ミリッツァは雑踏から押し出され泣き叫ぶ子どもを助けた。そして、母親に預けると、 人々を助けるため、街になだれ込んできた魔物に向かって走っていった。 女医キュリアのもとには、改心した人々が集まってきた。「俺たちにも何かできることはないか?」 とある村では、ドジッ子3人組「漆黒の翼」がへタレながらも精一杯魔物に立ち向かい、 それを見ていた人々が加勢に加わった。「一緒に魔物を村から追い出すぞ!」 あちこちの街や村で、ヒューマとガジュマは手を取り合い、魔物に立ち向かっていった。 118 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2422 02 17 ID OUMy/JHA 人の心の力が光となり、ヴェイグたちに降り注いだ。 ヴェイグ「力がみなぎる…?」 ユージーン「ユリスの力が弱まった!今なら倒せるぞ!」 ミルハウストも、クレアとアガーテを連れて乗り込んできた。 クレア&アガーテ「私たちも力になりたいの!」 ユリスに挑み、突入していくヴェイグたち。最終決戦が始まった。 そして死闘の末ユリスを撃破! しかし、ユリスは実体を失っただけでまだ本体が残っている… 月のフォルスでならユリスを消滅させられるのだが、アガーテはフォルスを失っている。 クレア「信じて!フォルスは心の力よ!きっと使えるわ」 そこにアガーテの父ラドラスの幻が現れ、アガーテとクレアの体を元に戻す。 体が戻ったアガーテは、前に進み出ると、月のフォルスを最大限に発揮。 聖獣たちも自分の力を分け与え、協力する。 光が、負の感情を消し去り、ユリスが消滅した。 ヴェイグ「…終わったのか?」 聖獣たちが集まってきた。 ヴェイグは「人は過ちを繰り返す。それでも人は自分たちの力で歩んでいくべきだ」と聖獣王に言う。 聖獣たちは満足げに、世界をヒトに任せ、自分たちは地上を去ると告げた。 ゲオルギアス「ヒトよ。汝らの希望の光が世界を照らす事を願う」 119 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2422 04 50 ID OUMy/JHA 聖獣王たちに別れを告げたヴェイグたちは地上に戻ってきた。 そのとたん、力を使い果たしたアガーテが倒れる。 抱きかかえるミルハウスト。 「…ヒューマの体になれば、愛してもらえると思ったけれど、それは間違いでした」 アガーテは、自分のワガママで世界を混乱に陥れたことを謝り、世界を正しく導いてほしいと頼む。 そして最後に「ずっと、あなたことが好きでした」とミルハウストに告白して死んでしまう。 涙を流してアガーテの名を呼び続けるミルハウスト。そして動かなくなったアガーテにくちずけをする。 エピローグ 負の感情は消え、ユリスはいなくなったが、まだ種族争いは続いていた。 アガーテの墓の前に集まったミルハウストとヴェイグたちは誓いを立てる。 ミルハウスト「アガーテの遺志をついで私はこの国を立て直すつもりだ」 ユージーン「大丈夫だ。ヒトは愚かなだけじゃない、きっとわかりあえる」 アニー「そうですよ。私たちのように、ね」 マオ「それぞれが、道を示していけばいいんだよ」 ヴェイグ「そうだ。きっと変えていくとことができる、俺たちで」 クレア「これから世界は生まれ変わるんです。聖獣もそう言ってたじゃないですか」 ティトレイ「しっかし、生まれ変わった世界ってどんなんだろうな?」 ヒルダ「こんなことが必要じゃない世界であるといいわね」 ヒルダはターバンを取った。折れた角があらわになった。 ターバンは風に乗り、海へ消えていった。 EDテーマが流れる。 クレアとヴェイグは村に戻った。 マオとユージーンは、世界を見る旅に出た。 ティトレイは、荒れはてた森でクワを持ち、汗を流していた。 アニーは小さな村で医者になった。 ヒルダは、学校(孤児院かも)で子どもたちに囲まれて笑っている。 ミルハウストはワルトゥと共に、壊れた街の再建にとりかかっていた。 ミリッツァはどこかの村で幸せそうに暮らしている。 カレギア城の玉座には、ミルハウストの兜と、アガーテの額の冠が一緒に置かれていた。 完
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登録日:2021/09/16 (木曜日) 00 19 06 更新日:2024/06/15 Sat 18 36 34NEW! 所要時間:約 18 分で読めます ▽タグ一覧 2021年 25周年記念 HIBANA Hello again PS4 PS5 RPG Steam TOARISE TOA←ではない TOA←の上位互換 Tales of ARISE Xbox Series X|S Xbox one XboxOne XboxX|S この旅は、きっとあなたを解き放つ この痛みは、君の心に触れたから アトモスシェーダー ギスギスシーン多し ゲーム テイルズ オブ アライズ テイルズオブシリーズ バンダイナムコ バンナムの本気 フルオーケストラ 人種差別 傑作 名作 岩本稔 差別問題 心の黎明を告げるRPG 桜庭統 民族問題 民族浄化 涙腺崩壊 神OP 神ゲー 神作 継承と進化 胸熱展開 鬱展開 鬱展開→胸熱展開 何の為にだ 何の為にお前は戦う 俺たちを虐げる奴の言いなりにならない為 奴隷じゃなくなる為 自由に生きる為だ!! 『テイルズ オブ アライズ/Tales of ARISE』とは2021年9月9日にバンダイナムコエンターテインメントより発売された家庭用ゲームソフト。 シリーズ恒例の固有ジャンル名は「心の黎明を告げるRPG」。略称は『TOARISE』。(*1) 対応機種はPlayStation4、PlayStation5、Xbox one、Xbox Series X|S、Steam(PC)。 第一OPは感覚ピエロの「HIBANA」、第二OP及び劇中歌は絢香がカバーした「Hello,Agein~昔からある場所~」。 EDは同じく絢香の「Blue Moon」。 発売日は世界情勢の変化に伴い当初の予定から1年伸び、オリジナルタイトルとしては前作『テイルズ オブ ベルセリア』から5年振りの作品となった。 2023年9月にて大型DLC『ビヨンド ザ ドーン/Beyond the Dawn』の発売が発表。同年11月9日に配信予定 以下、ストーリー中盤までのネタバレが一部含まれるので注意。 【概要】 【戦闘システム】 【ストーリー】 【登場人物】 【用語】 【概要】 テイルズオブシリーズ25周年記念作品。 開発チームとして継承と進化を掲げた事で数多くの要素が従来のシリーズから様変わりし、新しい試みに多数挑戦している。 PS3基準であった前作から5年経過した事もあってグラフィック面は大幅に向上。 キャラクターデザインはこれまで常にどちらかが担当していたいのまたむつみ・藤島康介が完全ノータッチ、歴代のアートディレクターを務めていた岩本稔が担当している。 キャラクターのモデリングは従来作品より頭身が高くなり、アニメ調を維持しつつややリアル寄りの画風になっている。 BGM担当はシリーズお馴染みの桜庭統。 シリーズで初めてフルオーケストラが導入された。 3Dグラフィックによる表現の追求に重きを置かれ、秘奥義カットインやスキットなどの2D絵だった部分も3Dモデルで挑戦するなどの試みがなされた。 スキットはコミック調になり、各シーンが漫画の一コマのようになっている この演出はメインストーリーの中でも取り入れられている。 OPや本編の随所に使用されるアニメパートは『テイルズ オブ エクシリア』から担当しているufotableが続投。 しかし、前作までの主要スタッフの一部が某人気アニメの製作のためか参加しておらず、第二OPを除いて全体的な作画の質は低めである。 ゲームエンジンにはEpic Gamesの「Unreal Engine 4」を採用。 今まで追求してきたトゥーンシェーダーとは違い、没入感を高めるため背景を水彩画、絵画的に見せるアトモスシェーダーを本作の為に独自開発した。 遠くのものをあえて色やディテールを落とし、近くのものをより詳細に描いている。 これには高品質な手描きによるテクスチャを制作できる人は限られていて、今まで職人技に頼っていた部分を技術の向上に伴いシェーダーで表現できるように工夫されている。 伝統であった戦闘後の掛け合いはゲームテンポ向上の為3Dモーション無しの顔アイコンと台詞のみに省略。 演出としては3Dモデルの動きが無いので寂しくなった部分もある。 代わりにショートチャットと呼ばれる探索中や戦闘中にも条件を満たす事で数多くの掛け合いが多数発生するようになり、累計の台詞バリエーションは過去作より大幅に増加した。 例えば特定のブーストアタックでダウンする敵がいる場合はそのキャラが掛け合いに登場して使うよう進言したり、戦闘の支援的な役割も担っている。 道中でHPとCPが回復する野営が行えるようになり、寝る前に料理を作ったり、アルフェンが選んだキャラと話し込む夜会話のような事も行える。 ファストトラベル(*2)が初めて導入。 従来でもアイテムによるダンジョン脱出や飛行船による移動はあったが、序盤から手軽な移動方法が作られた。 ストーリー面ではメインの設定に人種による奴隷や支配といった要素があり、シリアス寄りのシナリオである事が事前に語られている。 開始地点のカラグリアではダナ人の死体が転がっているのが珍しくなく、主人公のアルフェンもそれに慣れ切っているなど今作のハードな世界観を物語っている。 パーティメンバーも仲間になってもすぐには仲良くなれず、シオンは周囲に壁を作り、レナ人に強い怒りを持つリンウェルはシオンとテュオハリムに寄り添えるようになるには長い時間が掛かった。 ショートチャットやスキットなどで交流や従来のノリも継続され、メインストーリーが重めな分、全体的な雰囲気が暗くなり過ぎないよう工夫はされている。 製品版に先んじて体験版も配信中。 序盤の体験というよりはアライズの新しい戦闘やシステムを伝えるもので、本来中盤までに順次開放される戦闘システムがほぼ体験できる。 パーティキャラ全員が操作可能で、最初からAGが高く体験版とは思えないほど多くの術技が解禁されている。 術技切り替え、称号のスキルであるフラムエッジ短縮や溜め、空中回避などは未開放になっていて、製品版の最終的な操作感はもう少し拡張性のあるものになっている。 各ブーストアタックに対応するズーグル、ギガントモンスターのレイジングダッシャー、マンティス、一定条件クリアでメズメルドとの戦闘が可能。 【戦闘システム】 歴代シリーズから積み重ねた戦闘システムが見直され 、万人向けを目指して比較的シンプルなものに仕上がっている。 既存のリニアモーションバトルシステム(LMBS)を引き継ぎ改良しているが、今まで以上に新規の人にも触れて欲しいという思いもあって〇〇-LMBSといった名称は付けられていない。 基本的には通常攻撃を加えて敵をブレイクして術技に繋ぎ、回避(防御)も攻撃に繋がるカウンターレイドやサポートキャラを召喚するブーストアタックを駆使してAGを回復させながら自分なりのコンボを作り、トドメは必殺技のブーストストライクで締める流れ。 ガードと回避の防御面の行動が一本化され、アルフェンたちは回避、キサラはガードが使用可能になっている。 体験版や開始当初は空中で使用する事はできないが、スキル取得により解禁。 両方ともギリギリで発動させる事で後述のカウンターレイドが発動する。 CP(キュアポイント)という概念が新たに登場し、回復技やステータスアップの補助技に使うポイントになっている。 これはAGのシステム上、無限に回復技が使えるので、それを防ぐ為一定の緊張感を持たせる要素。 戦闘中ではグミなどのアイテムにより回復可能な他、野営により全回復できる。 序盤ではCPを回復するグミは道中で拾える個数限定の物なので、高難度でボスに挑むなら極力貯めておく事が推奨される。 購入できるようになった後もやはり高価なので、基本はボス戦のCP回復用。 シンプルなシステムになった反面、戦闘の難易度はシリーズの中でも高めの部類に入る。 特に敵は皆高い耐久力を持つ上にデフォルトでスーパーアーマーを備えており、下手にコンボを繋げようとすると簡単に割り込まれて反撃されてしまう。 ボスに至っては雑魚よりも更に硬く、考えなしに戦ってはCPや回復アイテムを大量消費することになる。 また、レベルによって獲得経験値に大きくマイナス補正が入るようになっているため、「レベル差をつけてゴリ押す」というRPG伝統の攻略法も現実的ではない。 このため如何に敵の隙に攻撃を差し込んでスーパーアーマーをブレイクするか、敵の攻撃を如何に捌くかが重要となっている。 通常攻撃 昨今のオリジナルタイトルで廃止されていた通常攻撃が復活。 昔の通常攻撃→特技→奥義の流れを新しい作品でも取り入れるべく、敵の鋼体を剥がす役割が与えられた。 術技に比べてダメージは少ないがAGを使用せず、高い貫通力を活かして攻撃の初動として敵を仰け反らせる。 地上、空中で攻撃回数が別カウントなので、更にコンボ数や敵の◇ゲージを上げる事もできる。 術技 術技は歴代のチェインキャパを改良した◇型のAG(アーツゲージ)を使い発動。 AGは時間経過で自然回復する以外にもクリティカルやブーストアタックでも追加で回復するので、自身の攻撃の組み方やカウンターレイドの効果でゲージ数以上に攻め手を増やす事ができる。 今作の特技と奥義は地上技と空中技が存在し、ボタン同時押し含めて6種類づつ、計12種類の術技が操作時にはセット可能。 空中技はジャンプから直接繋げたり、地上から空中に移動しながら攻撃する上昇技、空中から地上に移動しながら攻撃する下降技に繋げて地上と空中を行き来しながらコンボも組める。 ブーストアタック 控えも含めたパーティキャラを召喚し、特色を活かした固有攻撃を行う。 キャラアイコンの◇型のBG(ブーストゲージ)を最大まで溜めると発動可能。 シオンなら鳥類などの浮遊する敵、ロウなら甲殻類や装甲の厚い敵といったように相性の良い敵や行動に当てるとBOOST BREAKとなり、一定時間ダウン状態になる。 AGを回復する効果もあるので術技による追撃が可能。 BGさえ溜まっていれば即座に発動できるので、モーションが長い術技に合わせてコンボ数を維持するといった使用方法もできる。 ブーストストライク パーティキャラ2人の組み合わせにより対象に必殺の一撃、周囲に大ダメージを叩き込む協力技。 『テイルズ オブ ヴェスペリア』に登場したフェイタルストライクを更に分かりやすくシンプルに、かつド派手に必殺技感を増している。 敵の残り体力とコンボ数により上がり幅が増減する◇ゲージを最大まで溜めるとSTRIKEの文字が出て発動可能。 アルフェンとシオンの焔の一振り、リンウェルとロウの超魔閃光牙など全パーティキャラ分の組み合わせが存在。 ボス相手には一定まで体力を減らした時に発動でき、必殺ではなく大ダメージになる。 発動時には周囲の敵も巻き込んでダメージを与えられるので ブーストストライクを発動→巻き込まれてHPが大幅に減った敵が発動条件を満たしブーストストライク→巻き込まれてHPが大幅に減った敵が発動条件を満たしブーストストライク→巻き込まれてHPが(ry と言った具合に、敵が大量に出現するバトルでは次々に連発できる爽快感が魅力。 一方で本作はこれの使用を前提にしたバトル構成になっているので、ボスバトルなどではHPが半分に減らした時点でブーストストライクを使用しないと敵にダメージが与えられず、次の段階に進めないことを強制されてしまっている。 身も蓋もない言い方をするなら、QTE(Quick Time EVENT)を無理矢理やらされてる状態というのは否定できない。 良くも悪くも従来から変化した上記のシステム群や、その際に発生する「演出」を好意的に捉えられるかどうかの部分が、プレイヤーが本作の評価を決める鍵になるだろう。 カウンターレイド 相手の攻撃をジャスト回避やジャストガードに成功する事で発動。 少しだけ時間の流れが緩やかになり、瞬間移動して相手を仰け反らせるカウンターを当てる事ができる。 成功すると次に使用する術技のAG消費減少やBG増加といった追加効果も得られる。 実際には相手の攻撃に対して回避で突っ込む事で能動的に発動できるため、攻撃判定が長く残るような大技に対してはカウンターしてすぐさま回避、またカウンター、を繰り返せるボーナスタイムと化してしまうことも。 また敵の撃破時にもカウンターレイドを放てるようになるスキルがあり、これはブーストストライク後も常に発動可能なためさらにコンボを重ねて連続撃破がしやすくなり、いっそう爽快感が増す。 オーバーリミッツ オーバーリミッツは歴代シリーズのゲージを溜めて能動的に発動させる方式から、ダメージを受けたりジャスト回避やジャストガード時にランダムで発動するよう変更された。 その仕様上、CPUの前衛キャラはよく被弾するので発動機会が多い。 効果はAGがオーバーリミッツゲージに変化し、時間経過で無くなるまでの間はAG消費無しで術技が使い放題になり、秘奥義が解禁される。 秘奥義 オーバーリミッツ中に発動できるシリーズ伝統の必殺技。 パーティキャラ1人につき2種類、全12種が用意されている。 オーバーリミッツが任意発動できなくなったことに伴い、こちらも近年の作品のように任意のタイミングでは発動できなくなってしまった。 本作のシステムの仕様上、特定の条件下で通常の術技を発動する方が遥かにダメージを稼げるため、あまり目立たない不遇な立ち位置。 一部の強力な雑魚やボス戦に至っては、秘奥義で体力を0にするダメージを与えたとしてもそこで戦闘終了とならず、ブーストストライクを使ってようやく撃破となる。 一部のボスも使用するが、こちらは発動ムービー後にフィールドに影響が現れるという従来作品に無いタイプの攻撃となっている。 【ストーリー】 隣り合う二つの星、自然豊かなダナと魔法や科学技術が発達したレナ。 平和だったダナは突如として圧倒的文明力を持つレナに侵略されてしまう。 ダナの各地は領将(スルド)を頂点としたレナ人たちに支配された。 ダナ人は奴隷として肉体労働に従事させられ、かつての自由はそこにはなかった。 両者の関係は以降300年も続き、最早その環境に抗う者も居なくなったと思われたが… 記憶、痛覚を失った「鉄仮面」と呼ばれる青年は同じダナ人が奴隷として使い潰される現状を憂い、同族に追われる女性・シオンと出会った事で状況を打破する力「炎の剣」を手にする。 戦いの中で自分の名前がアルフェンである事を思い出し、数多のダナ人の犠牲で集められた火の星霊力を使って領将ビエゾの撃破と壁の破壊に成功。 アルフェンとシオンは魔法使いの少女・リンウェル、一度レナの組織に身を置いた少年・ロウ、ダナとレナの共存を信じる女性・キサラ、自身の罪を背負った領将・テュオハリムといった志を同じくする仲間と共に領将と壁の破壊を目指す。 【登場人物】 アルフェン CV:佐藤拓也 本作の主人公。仮面を着け、記憶と痛覚を失ったダナ人の青年。 心優しく、多くの人が失くしてしまった逆境に抗う意思の持ち主。 意外と頑固であり、シオンに何度辛辣な言葉を掛けられてもお節介を焼き続けた。 カラグリアでドクに拾われ、他のダナ人と同様終わりなき隷属生活で仲間たちの死を見続ける中、シオンやジルファと出会い反逆の意思を固める。 彼の持つ炎の剣は火の主霊石(マスターコア)の星霊力が剣として実体化した物であり、握るだけでも火傷を負ってしまうような代物だが、唯一アルフェンは痛覚がない事で握って扱え、シオンの回復術と組み合わせて運用できる存在となる。 戦闘では装備武器の長剣と専用の炎の剣の二振りを切り替えながら戦う剣士で、使用特技は同じく正統派剣士主人公であるクレス、スタン、アスベルの術技を混ぜたような感じになっている。 炎の剣は使用毎に自身の体力を蝕む形で再現された。 ブーストアタックは敵を選ばず広範囲をブーストブレイクできる「焔の波動」。 特性は術技使用時に追加入力で炎の剣技に派生する「フラムエッジ」。 秘奥義は炎の剣による十字斬り「緋炎衝・開」、怒涛の連撃「灼炎楼・焔」。 最初の頃は体力を消費する性質も相俟って使い難いが、スキルが充実してくる中盤以降になるとフラムエッジの火力が飛躍的に増していく大器晩成型。 フラムエッジはスキルにより体力を減らす割合を任意に調節してダメージを底上げできるようになり、シオンorテュオハリムの回復術のタイミングを合わせてダウン中の相手に超火力を連発する事も可能。 秘奥義にも「瀕死時攻撃・属性攻撃アップ」のダメージ上昇効果が乗るので、発動前にフラムエッジでHPを上手いこと減らしておくと大ダメージを与えることができる。 シオン・アイメリス CV:下地紫乃 本作のヒロイン。裏切り者として同族に追われるレナ人の女性。 火の主霊石(マスターコア)を胸に、他人が触れると激痛が走る 荊の呪い をその身に宿している。 全ての領将打倒を目的として、利害が一致し炎の剣を扱えるアルフェンとダナを回る旅を始める。 身の上からクールで心の壁も非常に厚いが、食べる事になると雰囲気が柔らかくなる食いしん坊。 あえて他人に辛辣な言葉を掛ける事も多いが、叱咤激励や背中を押す為でもある。 仲間たちとは打ち解ける前はツンツン、ある時期を経てデレるツンデレタイプ。 戦闘ではライフルによる射撃と火属性や回復を得意とする星霊術の使い手。 蘇生術や範囲回復など回復術は他の追随を許さず、パーティに入れておくと味方の生存率が上昇する。 ブーストアタックは飛行している敵を撃ち落とす「ウィングブレイク」。 特性は爆弾を投げる技から追加入力でライフルで撃ち抜く技に派生する「ブラストスナイパー」。 秘奥義は大量の弾丸を同時に発射する「アドレビートオムニア」、上空に設置した火球にビームで敵を叩き込む「フェロックスソル」。 リンウェル CV:原紗友里 ダナ人でありながら星霊術が使える一族の少女。 ダナフクロウのフルルを友達として心の拠り所にしている。 シスロディアの抵抗組織「銀の剣」に所属し、革命の噂を聞き付けカラグリアを訪れた。 「魔法使い」一族の末裔であり、レナ人による侵攻の遥か昔からダナ人に迫害され隠れ住んでいたが、ある事情のため「銀の剣」に身を寄せていた。 レナ人による長年の支配やダナ固有の文化の剝奪に加え、ある事情によりレナ人に対する怒りは深かったが、様々な人々に出会い、成長することで、シオンやテュオハリムとも打ち解けていく。 皆と打ち解けてからは年相応の女の子らしい感性や悩み、もともと持っていた知識欲を見せるようになる。 戦闘では魔道書を携え、星霊術で戦う魔法使い。 ブーストアタックは詠唱している敵全員から術を吸収し、一定時間詠唱不能にする「マジックキャンセル」。 特性は詠唱した術を発動せずに魔道書にストックし、再使用時に詠唱破棄や上位術に移行できる「マジックチャージ」。 詠唱破棄時は「以下省略!」と『TOV』のリタ・モルディオと同じ台詞を叫ぶ。 秘奥義は竜巻で敵を拘束して雷球を打ち込む「白薙・神鳴」、あたり一面を水浸しにした上で上空から雷を打ち込む「アクエリアスダムネイション」。 中距離からブーストアタックを混ぜて詠唱破棄による星霊術を連発するも良し、特技や奥義にチャージした術を混ぜて臨機応変に戦うも良しと純魔法使いながら遠近両方戦えるキャラになっている。 雑魚殲滅力に関してはパーティ随一。 ロウ CV:松岡禎丞 シスロディアの秘密警察「蛇の目」に所属するダナ人の少年。 不穏分子として一行を連行しようとする中、ジルファを見て目の色を変えるが… ある事情でガナベルトに反旗を翻し、アルフェンたちと共に戦う道を選ぶ。 本来は陽気でムードメーカー気質であり、パーティ入り後はお調子者で口数が多い性格を見せる。 戦闘では手足にオーラを纏った徒手空拳で敵を圧倒する格闘家。 ブーストアタックは敵の盾や殻を破砕してダウンさせる「破壊の一撃」。 特性はダメージを受けずに攻撃を加え続ける事で段階が上がる毎に攻撃力が上昇する「アウェイクニング」。 秘奥義は雷を纏った飛び蹴り「迅雷狼影脚」、『テイルズ オブ リバース』のティトレイ・クロウでお馴染み「紅蓮天翔」。 後者は台詞もばっちり再現。「俺は鳥になる!」 通常状態では火力が出にくいの欠点。 技はAGや隙が少なくオーラの段階を上げやすいので、如何に上手く回避してアウェイクニングを維持しながら連続攻撃を叩き込むかが肝となる。 キサラ CV:池澤春菜 エリデ・メナンシア近衛兵団に所属するダナ人の女性。 前面は武器である盾や鎧で鉄壁の守りをしながら、背面は敵に背中は見せないという誓いの元、素肌が丸見えという対照的な姿をしている女騎士。 ダナ人とレナ人が支え合い暮らせる社会を目指し、テュオハリムの思想に賛同している。 兄仕込みの家事能力でパーティを支える生真面目系お母さんポジション。釣りキチ。 戦闘では卓越した身体能力で身の丈と同じ大盾やメイスを豪快に振り回す。 他のパーティキャラは攻撃を回避で避ける中、キサラのみ盾を構えたガードを使用可能。 ブーストアタックは味方全体の防御、属性防御を上げ、敵の突撃を無効化してダウンさせる「剛・粋護陣」。 特性はジャスト防御後に対応した技が強化される「ガードイグニッション」。 秘奥義は盾を巨大化させて敵に打ち込んだ上でメイスで追撃する「聖煌割砕壁」、『テイルズ オブ デスティニー2』のロニ・デュナミスでお馴染み「ファイナルプレイヤー」。 ロウ同様、後者は台詞も完全再現。「叩きのめす!さらにのめす!まだのめす!」 しかもモーションは「戦吼爆ッ破!」から始まるという徹底ぶり。 ただし、ビームは盾から出る。 大盾キャラで鈍重に見えるが非常に身軽で、地上、空中共に隙の少ない技が多い。 なお、池澤氏は『TOX2』にて「たまには人の言葉も喋りたいよ~」とコメントしていたが、本作で遂に念願が叶うことになった。 テュオハリム・イルルケリス CV:加瀬康之 エリデ・メナンシアを支配する地の領将(スルド)。 ダナ人にも偏見なく接する、レナ人としては異端とも言える変わり者。 肌も含めて白を基調とするレナの中でも珍しい褐色の肌を持ち、服装もエジプト風をモチーフにしている。 過去多くの領将を輩出してきた名門・イルルケリス家の出身で、音楽・文献・考古学など幅広い知識と教養を持つ。 領将として着任後、それまで他領と同様の苛烈な支配体制を敷いていたメナンシアで大改革を行い、ダナ人の扱いを奴隷から限りなく人間並みに戻し、レナ人との共生を成し遂げた。 労働に対する金銭、休日の実施、怪我や病気による休養も可能と超ホワイト領を作り上げている。 その為ヴィスキントのダナ人たちは彼を慕い、全員ではないがレナ人もダナ人と友好関係を築いている。 戦闘では棒術による物理、星霊術、回復、補助全て賄える万能選手。 ブーストアタックは敵にツタを絡ませる事で回避を行う相手をダウンさせ回避能力を無効にする「プレヘンデレ」。 特性はジャスト回避後に棍が拡張し、一定時間攻撃性能と範囲が上昇する「ロッドエクステンション」。 秘奥義は結晶化した大地で敵を砕く「インミネイティエクシティオ」、大地を割る程の踏み込みで棒術の連撃を叩き込む「アバタルスペルディア」。 後者の発動時に「未来への胎動」「過去を断ち切る!」といった台詞があることから、リオ……じゃなくてジューダスをオマージュしている。 敵として戦う場合の秘奥義は、地の主霊石を解放して巨大な岩を大量に落とす「ビ・ナトゥラエ」。 ジルファ CV:山野井仁 カラグリアの抵抗組織「紅の鴉」の頭目。 組織の長としての知力、レナの装甲兵を打ち倒す戦闘力を持ち合わせた歴戦の戦士。 領将にも通用する炎の剣やアルフェンとシオンの目的を知り、彼らに協力する。 必要な手助けをしながら、人に合わせて適切な距離感を心得ているダンディなおじさま。 彼の支配に抗う志と「壁は壊せる」という精神はアルフェンに強い影響を与えた。 今作で言う「壁」とは五領を分断するものだけでなく、人の精神面に存在する壁の意味合いもある。 NPCとして戦闘にも一時的に参加し、ショートチャットや野営にも登場する。 人を「レナ」と「ダナ」という括りで見ず、レナ人であろうと関係ない相手は決して恨まないという、虐げられている者の中では珍しく冷静な思考を持っている人物。 ビエゾ CV:立木文彦 猛獣(ビエゾ)の異名を持つ、オルブス・カラグリアを支配する火の領将。本名はエルウォルゼ・テルディリス。 巨漢、武器は斧、腰に髑髏をぶら下げるなど世はまさに世紀末な風貌。 顔には激しい火傷の痕や無数の傷があり、苦労なく現在の立場を手に入れた訳ではない模様。 過去の領戦王争に敗北している事で手柄を焦って同じレナ人の部下にも厳しく、ダナ人に至っては労働環境の過酷さから倒れるものが後を絶たない。 序盤のボスとしてカウンターレイドの重要性を伝える側面があり、被弾すると凄く痛いが事前モーションや攻撃も大振りで回避がしやすいようになっている。 過去の領戦王争に敗北している=少なくとも2度領将に選ばれるだけの力量があるので、火の主霊石(マスターコア)を手にしていたら勝負は分からなかったかもしれない。 秘奥義は扇状に大量の火柱を発生させる「パイロクラズム」。 ガナベルト・ファルキリス CV:中田譲治 シスロディアを支配する光の領将。 人を騙し利用する策謀を得意とし、ロウ曰く「陰険陰湿野郎」。 蛇の目を組織し、ダナ人に相互監視をさせる事で情報収集や抵抗の意識を徐々に失くす政策を取った。 実際にはそういった理由以外にも暇潰しも兼ねた本人の愉悦の為でもある。 戦闘では剣術の達人であると同時に、光属性の星霊術を使い敵を翻弄する。 秘奥義はシリーズお馴染みの神の雷「インディグネイション」。 シリーズ経験者なら「天光満つる処に~」のやたら格好いい詠唱ボイスが流れた瞬間にヤバさを理解するだろう。 アウメドラ・カイネリス CV:田中敦子 ミハグサールを支配する風の領将。 強い力を追い求める、古風な言葉遣いをする魔女。 ビエゾやガナベルトとは別方向の外道であり、人を人とも思わない所業はパーティ全員を激怒させ、ある人物の因縁の相手にあたる。 星霊術は領将の中でも随一で、現在でも鍛錬と研磨、そして知識の探求と吸収を行なっている。 秘奥義は巨大な竜巻を何本も発生させる「カオティックディザスター」。 ヴォルラーン・アングサリ CV:速水奨 ガナスハロスを支配する水の領将。本作のラスボス。 前任の領将が急逝したため後任としてレネギスから派遣された男。 ズーグルを虐殺する謎の剣士として登場し、ミハグサールに向かう一行の前に現れ交戦。 ビエゾ、ガナベルトを退けたアルフェンたちを剣術のみで圧倒し、本当の実力は底が知れない。 記憶喪失であるアルフェンを知っている素振りを見せる。 秘奥義は追尾する巨大な水柱を発生させる「レクスタリオニス」、虚空から巨大な剣を落とすエターナル・ファイナリティ「フィニステルナム」。 なお、領将の面々を演じている中の人はシリーズ過去作に参加しており、いずれも物語の核心に近い重要人物を担当していた。 ゲストキャラクター エドナ CV:福圓美里 『テイルズ オブ ゼスティリア』からゲスト出演。地属性の天族(聖隷)の少女。 傘にノルミン人形をつけていることや、ぶかぶかのブーツを履いていることから『TOZ』本編前後の時代から異界に呼び出された。 兄が同じように呼び出されたことに感づいており、再会を願っている。 偶然出会ったアルフェン一行を持ち前の意地悪さからからかった後、異界から脱出するために戦いを申し込んでくる。 秘奥義は巨大な重力場を発生させて圧し潰すお馴染み「シューティングスター」。 アイゼン CV:森川智之 『テイルズ オブ ベルセリア』からゲスト出演。地属性の聖隷(天族)の男。 『TOBe』本編前後の時代から異界に呼び出された。 アルフェン一行がエドナと戦ったと聞き、「妹を傷つける奴は許さん」という相変わらずシスコンな理由で詳細を聞かずに戦いを挑んでくる。 後に異界では自身の「死神の呪い」の影響が出ないことが分かり、数百年ぶりにエドナと再会した。 秘奥義はドラゴンの力を一時的に引き出すお馴染み「ドラグーン・ハウリング」。 秘奥義の仕様変更に伴い攻撃モーションが若干シュール。 クロノス CV:諏訪部順一 『テイルズ オブ エクシリア2』からゲスト出演。時を司る大精霊。 偶然出会ったアルフェン一行を見てクルスニク一族を想起していた。 異界を利用して自分達の世界を脅かす可能性のある輩を排除しようと戦いを挑んでくる。 秘奥義は極太ビームを放つお馴染み「タイム・クレーメル」。 更に通常技で時を止める「タイム・ストップ」も使用してくる。 予備動作に合わせて回避行動を取ると時が止まった中で無敵状態となるのでこれまたシュール。 【用語】 ダナ 今作の主な舞台となる惑星。 世界観としては中世ヨーロッパ風で、科学技術はあまり高くなくレナの侵略を許してしまう。 レナ人に侵略された結果、元の文化は破壊され、土地の星霊力は歪められた上に搾取されるようになった。 各地域は主霊石の属性毎に五領として壁で分断され、ダナ人は奴隷として日々を過ごしている。 大半は300年も続いた支配体制に服従しているが、一部の者は抵抗勢力を組織し、反旗を翻そうと機会を狙っている。 レナ人には手に埋め込まれた霊石から 石付き と呼ばれている。 レナ ダナと隣り合うように存在する惑星。 物質転送、ズーグルの生成と使役、宇宙船による星間移動などSFチックな科学技術を持つ。 その高い文明力でダナ全体を支配下に置き、住まう人々を奴隷の身分に落とした。 ダナ人の名称は名前のみだが、レナ人には名字が存在する。 所謂魔法に該当する星霊術を扱う事ができ、使用時に両目が青く発光する姿を指してダナ人に 光り眼 と呼ばれている。 レネギス レナとダナのちょうど中間に位置する人工天体。 レナ人の居住地の一つであり、レナ人は皆ここからダナに降りてくる。 星霊力を絶対的な基準とした厳格な身分制度が敷かれており、レナ本国にいる 王 によって統治されている。 星霊力 作中世界のあらゆる物質に満ちる力。 火・水・地・風・光・闇の6つの属性があり、物質には全ての属性が含まれているが光はダナのみに、闇はレナのみに存在する。 領将(スルド) 地水火風光いずれかの主霊石を貸与された、ダナを支配する高位のレナ人たち。 戦闘態勢に入ると目が発光する以外に額に固有の紋章が現われる。 領将とは各地の支配者であると同時にレナ全体の王様候補であり、主霊石に集めた星霊力の総量によって次代の王となる者を選ぶ領戦王争(スルドブリガ)が毎回7年間行われる。 生活に必要な星霊力の収集は機械で十分賄えていて、ダナ人が強制労働させられる理由は手に埋め込まれた霊石(コア)から星霊力を搾取するため。 ズーグル 本作における魔物の総称。 ダナ原生の生物ではなく、レナから持ち込まれた外来種。 レナ人はズーグルを制御することで戦力やその他雑事に利用している。 一方で脱走して野生化した個体は「はぐれズーグル」と呼ばれる。 オルブス・カラグリア 火の星霊力を司る土地。 長年星霊力を搾取された事により温暖な気候は更に苛烈になり、大地から炎が噴き出している。 過酷な労働で力尽きた死体が数多く転がり、それすらも焼いて星霊力に回している。 領戦王争としても重要な主霊石が物語開始時点で管理下になく、何故かシオンが宿していた。 アルフェンとシオンが出会う場所であり、物語のスタート地点。 シスロディア 光の星霊力を司る土地。 侵攻前は「輝き宿る国」と呼ばれる土地だったが、星霊力を集め続けた事で太陽すら差さない暗黒の雲で上空が覆われるようになった。 年中極寒で光も差さず、光の星霊力も皮肉にもレナの支配を象徴するシスロデンの塔に輝きを集める事に使われている。 シスロディアでは支配を盤石にするためダナ人の相互監視を目的とした秘密警察「蛇の目」を組織していて、ダナ人同士ですらお互いを信じきれない疑心暗鬼の状態に陥っている。 エリデ・メナンシア 地の星霊力を司る土地。 灼熱や極寒という不安定な気候の国々と違い、豊穣の地とされる程穏やかで農業にも恵まれている。 首府であるヴィスキントはダナ人とレナ人の共存に成功している非常に珍しい街。 奴隷と支配者という立場も見受けられず、恐怖でしかなかったレナの装甲兵と子供たちが笑顔で会話するといったそれまで通った場所とは全く違った雰囲気を醸し出している。 ミハグサール 風の星霊力を司る土地。 気候はメナンシア同様安定しているが、支配体制は他と同様なので荒れ果てた地となっている。 抵抗組織「漆黒の翼」が蜂起し、領将であるアウメドラを捕らえるまで秒読み段階となっているが… ガナスハロス 水の星霊力を司る土地。 壮麗な建築物や城が立ち並び、あたり一面に水路が引かれ、水に溢れる絢爛豪華な国。 ヴォルラーンの着任後から他領との交流が一切途絶えている。 追記、修正は壁を壊してからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] アライズと見ると某ピンク玉の最新作の方を思い出してしまう。 -- 名無しさん (2021-09-16 00 28 12) アルフェンはシリーズでも屈指の王道主人公やね シリーズの王道部分を上手く混ぜ合わせたってイメージがある -- 名無しさん (2021-09-16 00 49 29) パーティの二人 領将の四人の声優は他にもテイルズに出演してたな -- 名無しさん (2021-09-16 01 45 21) 武器マニア、腹ペコ大食い、遺跡マニア、イジられ役、ドケチオカン、天然…なんか懐かしい感じのパーティで大好きすぎる。戦闘もガンガンブーストストライク決めていけるから爽快感抜群で楽しい -- 名無しさん (2021-09-16 12 07 34) アルフェンとヴォルラーンの対比がいいね -- 名無しさん (2021-09-16 13 08 02) 最初からレイズデッドが使えたり自動復活スキルが全員分あったり瀕死パワーアップ系スキルが多かったりと死にながら戦う前提のゲームバランス -- 名無しさん (2021-09-16 13 32 37) びんぼっちゃま鎧とかいう書き込みのせいでキサラの後姿見る度に笑ってしまった。あの書き込みした奴許さん。 -- 名無しさん (2021-09-16 13 39 09) これプレイした妹がなんとなく「隻狼」っぽいとかいってたな -- 名無しさん (2021-09-16 14 52 20) 池澤春菜さんはXの時 次は人やりたいと言っていた -- 名無しさん (2021-09-16 17 44 35) アルフェン、最初は雰囲気的に暗いというかクールって感じかと思ったら、どちらかというとクレスに近いように感じた -- 名無しさん (2021-09-16 18 00 14) 一応様子見してたけど、聞こえてくる評判は良いし買おうかな…しかし月末に黎の軌跡も控えてるんよな… -- 名無しさん (2021-09-16 20 37 30) シリーズ最速で100万本突破だっけ?ゼスティリアショックの影響は流石に薄れたか。良い作品だからおすすめJRPGの1つとして挙げたい -- 名無しさん (2021-09-16 21 07 21) 領将のキャスティングは敢えて過去作のメイン級やってた人当ててるっぽい? -- 名無しさん (2021-09-17 00 37 33) 一応課金要素はあるがほぼ時短用かコスかなので無くても余裕 -- 名無しさん (2021-09-17 02 08 22) モンスター割と余裕やん→ビエゾ戦でいきなり死にかける→( ゚д゚)? -- 名無しさん (2021-09-17 02 13 03) CV中田譲治で愉悦…おいこらw -- 名無しさん (2021-09-17 09 13 08) 一時期王道外しまくったり、作品を年一で出すあまりグデグデになってた部分を反省してしっかり作りこみましたって感じで面白い。 -- 名無しさん (2021-09-17 12 47 11) ダナ人って言われるとどうしてもヴェイガンのMSがチラつく -- 名無しさん (2021-09-17 13 46 01) ギスギスもあるんだけど、そのギスギスがちゃんと後半のパーティー関係に作用してくるんだから凄えや -- 名無しさん (2021-09-17 15 44 41) 全体の雰囲気は重めだけど王道なシナリオでキャラクターもコミカルな面があって愛着がわいた。主人公とヒロインの関係は歴代で一番好きかも。ただバトルが少し難しいというか敵が硬いというか、苦痛に感じた時があったかな。これが一番今までと違いすぎてて、シナリオはテイルズらしさがあるけど、バトルはテイルズっぽさが無くなった気がする。自分はシナリオ重視なプレイヤーだから最後まで楽しめたよ。 -- 名無しさん (2021-09-17 19 17 18) こういうゲームの常ではあるけど、システムがあまり開放されておらず仲間も少ない序盤は若干苦行気味なのが難点。特に今回は敵が全てスーパーアーマーで「雑魚はいかにこれを崩してラッシュを掛けるか」「ボスはいかに隙を伺って攻め、時にアルフェンのBAでダウンを奪って攻めるか」なので仲間がいないとかなりつらい。メナンシア到達あたりからは俄然面白くなるんだが。 -- 名無しさん (2021-09-17 22 13 02) 一回の戦闘でライフボトルを10本以上や、トリートとかオメガエリクシールを使ったのは初めてだった。それぐらい戦闘難易度が高い。 -- 名無しさん (2021-09-17 22 45 17) 前作のベルベットはあくまでも『個人』への復讐で、対魔士や聖寮に憎しみを抱いてたわけじゃないけど、今作は『レナ人』というだけで憎しみを抱いてるキャラも多くて、『個』でなく『種』への憎しみという前作との対比があったように見えた。まぁ種族間の恨み辛みは、レジェンディアでもやってたけど、アレより更に踏み込んだ感じ。 -- 名無しさん (2021-09-17 22 49 26) 一部ダンジョンの曲がセラフィックゲートっぽいよな。作曲者が一緒だからなんだけども -- 名無しさん (2021-09-17 22 50 12) 王道RPGって感じでいいよね、一人の悩みを皆で抱えて支えて少しずつ仲が良くなってくのもイイ -- 名無しさん (2021-09-18 09 31 51) 雑魚戦は貫通上げると楽になるけど気が付かないとひたすら鋼体でイライラすることになる。D2の命中並に重要 -- 名無しさん (2021-09-18 13 40 11) 戦闘周りは同じバンナムのSAO系のゲームが近い気がする -- 名無しさん (2021-09-18 21 42 39) この項目にいる女性陣全員中の人アイマスで草 -- 名無しさん (2021-09-19 13 49 05) そりゃあんだけキャラが居れば被るだろうとしか -- 名無しさん (2021-09-19 15 42 24) 池澤さんアイマスいたっけ? -- 名無しさん (2021-09-19 22 06 44) 敵味方問わず独善的だったり独りよがりや意見に対してちゃんとアンチテーゼが作中で出されてるのがいいね。王道と言えばそうなんだけど聞いててスッキリする話が多くて好き。 -- 名無しさん (2021-09-20 12 10 02) ↑3 主要男性陣は全員ジョジョ出演経験者ですな(シーザーと流石ディオ(略)の人とヴァレンタイン大統領) -- 名無しさん (2021-09-20 16 52 52) クリアしたけどすごい良かった 唯一明確に不満点を挙げるとしたらムービーの作画がショボかったのが残念 今作はグラフィックすごい進化してるし秘奥義カットインも廃止してるからこの作画ならOPとエンディング以外はアニメ不要だったと思う -- 名無しさん (2021-09-20 17 28 52) なんかのインタビューで「今度の作品はちゃんと作りこんでる」みたいなことを発売前に言ってたから、一時期の乱発発売とかDLCでシナリオ追加しまくりとかは不評も多かったのかも。 -- 名無しさん (2021-09-20 20 23 48) 今作はプレイヤー側がなに、それは!?そんな、そんな馬鹿な(こんな早い時期に)と、ダオス気分が味わえるぞ -- 名無しさん (2021-09-20 22 51 38) DLCもなー、仕方ないっちゃそうなんだが、もうちょっと世論に合わせても良かったんじゃないかな。いつかこのやり方が主流になるかもしれんけど、ゲームの根幹に関わり過ぎててな -- 名無しさん (2021-09-21 09 09 36) ロウの秘奥義のところ、ティトレイってレジェンディアじゃなくリバースだよね? -- 名無しさん (2021-09-21 10 14 09) 久々にRPG堪能した。ストーリー、キャラ、戦闘も良かったし評判もいい感じだから作り込んだ甲斐はあったな -- 名無しさん (2021-09-22 03 24 53) 発売一ヵ月に満たないのにもうレイズに実装されそうでびびる。いや、レイズ本編でそれっぽいフラグ立ててたけどさぁ。 -- 名無しさん (2021-09-23 13 13 33) 種族間の差別をメインにしたテイルズはこれまで何作もあったけど、正直ちゃんとまともに扱えたの今回が初めてだったと思う。昔だったらリンウェルとかもっと早い段階で善意の押し付けで無理やりシオンと和解させられてた。 -- 名無しさん (2021-09-30 21 57 57) うーん…saoコラボで衣装実装まではわかるんだけどゲーム本編にキリトアスナが出張って来るのはちょっとなぁ。それだったら歴代テイルズゲストキャラを増やして欲しかった。 -- 名無しさん (2021-10-04 06 22 08) ラストバトルの限界突破感が最高にキモチイイ -- 名無しさん (2021-10-04 18 12 45) 2↑有料DLCとはいえなんかね、1760円もするし買わなきゃ良いけど狙い過ぎてなんか -- 名無しさん (2021-10-04 18 24 34) 単独項目は男性陣から出来上がってるのはちょっと意外(特にアルフェン。ネタバレ案件に関わってくるんで) -- 名無しさん (2021-10-05 08 17 26) ↑シオンがトリかな。アルフェン以上のネタバレ要素持ちキャラだし -- 名無しさん (2021-10-11 10 05 12) スルドの中だとガナベルトが抜きん出て強かったな -- 名無しさん (2021-10-11 21 16 26) OPが前半と後半で2つあることが驚きだな!最近はないことすら普通なのに… -- 名無しさん (2021-10-13 08 22 47) 面白かったけど、グレードショップが無くなったから2週目でやる意味があまり無くなったのが残念かな。レベルも100までだし。 -- 名無しさん (2021-10-17 03 04 36) 単独項目もあとはシオンだけかぁ。あと、ジルファとヴォルさんワンチャンあるくらいかな -- 名無しさん (2021-11-08 07 18 37) 記事ではブーストストライクが強制QTEと否定的に書かれてるけど、隻狼の忍殺みたいでむしろ好きだった -- 名無しさん (2021-11-10 19 14 35) シオンの項目も出来ましたな。個別記事見たら全員に○○の嫁(婿)タグが付いててふふってなった -- 名無しさん (2021-11-18 20 51 08) The Game AwardsのベストRPGノミネートか… 受賞できると良いな テイルズは海外アワードだと全然名前見なかったし、今作の海外展開意識も上手く行ってるみたいだな -- 名無しさん (2021-11-20 10 31 34) ↑取りましたな!テイルズシリーズって海外のゲーム賞レースとあまり縁が無かったけど、海外勢にもちゃんと評価されたっていうのは良い事よね -- 名無しさん (2021-12-10 14 37 18) ↑ゼスティリアの頃を踏まえると「よくぞここまで…」と思った 本当に良く頑張ったと思う -- 名無しさん (2021-12-10 23 02 34) 気がついたらヴォルラーンの項目が出来とった件について -- 名無しさん (2022-01-06 22 30 02) やりこみは1周目で終わるから2周目やる意味が薄いってコメントあるけど、主要キャラの感情の変遷を読み解きつつ、要所要所にいる赤い女探しをやっていくと楽しいかも -- 名無しさん (2022-02-10 22 54 42) カラグリアの描写が人間牧場にそっくり&ビエゾが立木さんなのはシンフォニアのオマージュなのかな -- 名無しさん (2022-02-18 09 32 19) ↑2 実際、シオンの心境を思いながらやる2周目は楽しいし -- 名無しさん (2022-02-23 09 47 31) ↑ミハグサールでリンウェルに「復讐は否定しないけど、」 -- 名無しさん (2022-04-23 16 26 02) ↑ごめん切れた。「復讐は否定しないけど、やり遂げた後の事もちゃんと考えなさい」って話してたけどシオンの真相を知ってから見直すと色々重たかったな… -- 名無しさん (2022-04-23 16 29 36) 考えてみると主人公とヒロインが結婚し仲間全員欠けることなく誰も生き別れにならない状態でエンディング迎えるってテイルズシリーズ初じゃない?デスティニーですらリオンやソーディアン達との別れがあった訳だし -- 名無しさん (2023-02-22 12 42 39) 報告のあった違反コメントを削除しました。 -- 名無しさん (2023-06-04 19 12 39) 序盤の戦闘こそ本当に苦戦するね。上手く作ってある戦闘バランスで、フラムエッジの使い方と補助スキルが揃っていくと中々に楽しくなってくる。本当に「火」力でゴリ押しのキャラだったアルフェン(笑)それが裏ラスボスにも通用するんだから凄い -- 名無しさん (2023-06-14 17 52 54) 2年越しに追加コンテンツとは…後半の駆け足感半端なかったから嬉しい -- 名無しさん (2023-09-15 07 58 49) テイルズって主要キャラは同時に声も判明するイメージがあるからナザミルは珍しい気がする因みに自分の感覚では青山吉能さんだと感じた -- 名無しさん (2023-09-21 17 55 45) アルフェンとシオンだけでなくパーティ全体でカップルが生まれそうなことに批判があるみたいだが、同年代の男女が命をかけた戦いに挑みそれに勝利したのならくっつくのは当たり前だよなあ パーティメンバーに行為を寄せて行動してたキャラとかもいないんだし -- 名無しさん (2023-09-30 17 15 21) 名前 コメント